生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

ヤフーブログの検閲の例

燃費

VTRは250ccで、モンキーは50cc。排気量に5倍の差がある。
モンキーの方が5倍、燃費が良さそうに思うのは錯覚である。
なぜならば、モンキーもVTRも、やることは概ね一緒。私をいくらかの荷物ごと自宅から職場に送り届ける。同じ仕事をこなすのだから、同じ量の燃料を使うというのが理屈だ。
実際にはモンキーの方が燃費が50%ほど良いが、決して5倍ではない。
バイクの重量が違う。モンキーの方が半分以下だろう。速度が違う。制限速度30キロの原付を私は何とか時速40キロ程度で運転している。(片側3車線のバイパスでは、かなり度胸が必要な速度だ)
これらの条件から、モンキーの方が燃料消費効率が良いというのは、道理だ。
レーシングカーの燃費、F1の燃費がどれくらいかご存じだろうか。
レーシングマシンは、可能な限り全開加速、コーナリングでGが掛かる場面ではパーシャルスロットルとなるが、全閉フルブレーキング。全開フル加速の繰り返し。燃費がよいはずがない。但し、高燃費はレースストラテジー上は有利だ。燃料搭載が少なくて済むなら、車重に直接響くから、加速減速性能に効く。タイヤに掛かる負担が減る。燃料タンクを小さくできるならデザイン上も有利だ。
F1解剖講座(ISBN4-544-04037-X)に1988年ターボエンジンの規制強化時代の技術的取り組みがいろいろと書いてある。著者は後藤治氏だ。
この年、ターボエンジン搭載車の燃料タンクは150リッターに制限され、およそ300キロのレースを無給油で走るという条件を課せられた。そして、ホンダの1.5リッターターボエンジンは、無敵の強さを見せた。燃費はぴったりリッター2キロである。平均速度200キロ毎時とすると、一時間に100リッターのガソリン(トルエンとノルマルヘプタンの混合)を燃焼させる。一分間に1.67リッターを燃やす。
こういう話を聞いて、燃費の良さよりも、それだけの燃料を燃やし、エネルギーに変換するエンジンと、それをコントロールするドライバーが凄いと思う。
アラン・プロストアイルトン・セナのコンビだった。

http://d.hatena.ne.jp/oyakonews/20070222/p1

という記事を、ヤフーブログに投稿しようとしたのだが、記事に登録できない文字列が含まれています。で弾かれた。
「トルエン」か、と思ってその部分を削除してみたが、どうやら違うらしい。
コードに引っかかるのは、何所かな?