生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

シケイン

私はモーターレーシングが好きだ。
ジル・ビルニューブのフェラーリがフジスピードウエーでロニー・ペテルソンのティレルsix-wheelerと絡んで宙を舞った頃からレースを見ている。RIDING SPORTS誌をプレ創刊号から読んでいた。ケニーとフレディの息詰まる死闘も記憶に鮮明だ。
今はなかなか時間を取ることが出来ないけれども、フォーミュラワンの中継は全て観ている。
好きなのだ。レースを面白いと思い観ている。私にとってヒーローは、ジルであり、片山敬済だ。
で、レースが面白いのは命を賭けるからではない。命を賭けるレース等というものはないと思うが、仮にあったとしても、そのようなものは路上の喧嘩と同じで喜ぶのは野次馬だけだ。
レースの魅力は、鍛え抜かれた天才達が磨き抜かれたマシンを操り限界に挑むことだ。命を賭けることではない。
レーサー達が限界に挑むためには、レギュレーションやサーキット、マシンの側に安全性が担保されている必要がある。
レーサー達が危険だというレースが面白いはずがない。
一昨年、インジアナポリスのフォーミュラワンレースでは、ミシュランがタイヤの耐久性を保証できないと主張したために、過半数のチームがレースを放棄した。
サーキットは事故が起こるという前提で、安全性を確保しなくてはならない。あらゆるケースを想定し、ライダーの安全を保証できるかどうか検討するべきだ。
つうわけなのだが、もすこしオリジナリティを発揮するべきだろう。なんつうか。
まぁ、エコランとか、ヒストリックカーレースとか。
本当にやる気なら、ちゃんとしたサーキットを建設するべきだろうね。
歴史上の伝統があるコースでは、モンテカルロ市街地とか、マカオのギアサーキットなんかもかなり危ないポイントはあるよね。私はマン島のコースのことは知らないけれど。しかし、あれらは歴史に裏打ちされている。そこでレースをやる必然性がある。三宅島はどうよ。石原さんの思いつき以上の何かあるわけ。
というか、レースで人集めなんか出来るのか。国内レースはほとんど閑古鳥が鳴いているというのに。