抗ウイルス薬であるけれども、私も服用したことがあったかも。
文書の「経緯」をみると、
- 精神・神経症状に関して、平成16年に重大な副作用のひとつとして（意識障害、異常行動、譫妄、幻覚、妄想、痙攣等）が添付文書に追記されている。
- 平成19年２月28日付けで異常行動による事故防止の観点で医療関係者に注意を喚起した
- 平成19年３月20日付けで、添付文書の改訂とタミフル服用後の異常行動について緊急安全性情報を配布し、注意を喚起した。
添付文書では、
- 10歳以上未成年患者は原則使用禁止。
- 10歳未満の小児に対する処方は制限されないが、自宅療養に際して異常行動への配慮を説明すること。
極めて回りくどい表現で、合併症の可能性を「暗に」否定している。
患者の不安を取り除こうという意図なのか。その意図に反して、患者の多くはもう既に十分に不安に感じていることだろう。
合併症とは認めていないらしい。医学的な根拠が得られていないと言うことか。根拠が得られていないとする根拠を示す必要があるかも知れない。
今後、検証されて合併症であることが証明されたら、これは薬害事件として取り上げられることになるだろう。
厚生労働省は、99.9パーセント合併症ではないという確証を持っていると言うことなのか。
