生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

素晴らしい言葉

耳障りの良い言葉を沢山覚えて、他山の石をコレクションして。
例えば、ベランダに踏み台になるようなものを置いてはいけませんとか、子どもは風呂の残り湯で溺れることがあります、と云うような教訓は大いに役に立つけれども、教育やしつけの教訓は、役に立たない。優しい言葉を掛けるとか、可愛がられ 抱きしめられた子供は、世界中の愛情を感じ取ることをおぼえるとか、そんな句を幾つ覚えたところで、何も起こらず。私は私以上の私にならないから、いくらそのような言葉を覚えたところで、子どもたちは、親の抱える自己矛盾に不審を抱き、絶望する気分を味わうだけと、私は思う。
そのような自己矛盾を目撃して、不審を抱くことは、子どもたちの成長にとって得難い経験なのだろう。子どもたちは、親の失敗談や、昔話が好きなのだ。
他人の説教は少しだけ役に立つことがあるかも知れない。万能では有り得ず。少しだけ役立てるつもりで聞いたらよい。