身を乗り出す子どもが悪いとか、親のしつけがなっていないと云うような批判があることは承知の上。
穴が開いていたら、穴があるのでご注意と看板を貼り付けるのではなく、穴を塞ぐのが管理者の務めだと思う。
過去に同様の事故が相次ぎ、建築基準法で保護板の設置が定められたが、件の店の保護板は基準を満たしていなかったという。
多くのエスカレーターで滅多に事故が起こらないのは、子どもの行儀がよいからでも親のしつけがしっかりしているからでもなく、建築基準法による穴のふさぎ方が有効だからだ。
50円玉を落としたら、のぞき込むのが子どもだ。当たり前ではないか。
店の従業員の誰もがその場所の危険に気付かず、改善されなかった。管理者の過失が事故に繋がったと見るべきだろう。