生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

トレーサビリティを保証する仕組みとしてのidと自己紹介、リンク

ウエブ上の名前に意味をもたせるためには、ふたつの条件を満たす必要がある。
ひとつは、自分の立場やバックグラウンドを明らかにするための何か。このダイアリではaboutのページがある。
しかし、何かのプロがその立場で専門的な意見を述べるのであれば、プロとしてのウエブページとの相互リンクがあれば非常に理解しやすい。(私の場合は、育児に携わる父親という立場でこのダイアリを運営、公開している。もちろん、職業上のスペシャリティはあるが、私はそういう話をここには書かない。)立場を証明する方法として、実名を使ったところで余り意味がない。「実名太郎」と名乗る人、ということは理解できるが、本当の太郎さんであることの証明は案外難しい。大学の先生なら、所属している研究室のページと相互にリンクすればよい。
二つ目は、ログインだ。はてなのシステムの場合、コメント欄でやり取りするにはログインが本人であることを証明する。
私は興味を持ったページをアンテナに加える前に、作者の自己紹介のページを探す。
興味深くまとめている人もいれば、ほったらかしの人もいる。まぁどちらでもよいのだが、私は自分を理解してもらうためのリンクを設定している。自己紹介のページに満足できない場合は、検索するのだが、珍しい名前とありふれた名前で検索結果にはかなり大きな差が出るだろう。また、同姓の著名人が居ると巨大な検索結果のノイズを生む。
そのようなことを

を読んで感じた。
筆者の立場を理解する自己紹介や相互リンクは、読者の自己満足を満たすと同時に、予断を与えることで理解の妨げになる可能性も指摘しておく。
それから、この記事のタイトルは何か変なカタカナ。言いたいことは通じそうなので、そのままにしておく。
追記:古の元服、つまり自分で名前を決め直すというのが、ハンドルネームとかidに該当するという発想。親が決めた「本名」をウエブで活動する上の「実名」にそのまま当て嵌める必然性は無い。芸名やペンネームと同様に認められるべきだろう。