生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

18年刑務所で暮らす

電車の中で強姦を繰り返した男が逮捕された事件は、衝撃的だった。
公衆の面前で犯罪が行われたことが意味するところは、大胆不敵というより、寧ろその場に居合わせた大勢の目撃者が犯罪を止めることが出来ず、被害者を助けることも出来ず、また適切な行動が取れなかったということだ。
この大胆不敵さは、犯罪の計画性の無さを証明しているのかも知れない。
私がその場にいたとして、何か適切な行動を取れていたかどうか全く自信がない。何も出来なかったに違いない。私はこの話から、見て見ぬふりをすることが重大な結果をもたらすことを学ぶ。
18年という懲役刑をどう捉えるか。死刑ではなく、無期懲役でもない。有期刑で、判決は7年減刑されている。
妻は軽すぎるという。私には難しい。別々に三人を強姦した。他にも暴力的な性犯罪を繰り返す犯人はいるだろう。別のケースと比較して18年はどうなのか。重いのではないか。この事件が衝撃的だったのは、たまたまそれに多数の人たちが傍観者という形で巻き込まれたからだ。大胆不敵な犯行というのはそういうことだ。
性的暴行を伴う他の事件に較べると、この判決は重いのだろう。私は性犯罪に対する罪をもっと重くしたらよいと思う。