生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

わいせつのお国柄

日本が児童ポルノの輸出国というような話しで、随分な叩かれ様だ。
私が購読している毎日新聞朝刊記事によると日本ユニセフ協会がキャンペーンを始めて、18歳未満を写した性的画像・写真の単純所持を処罰対象に加えるとともに、マンガの虐待描写なども「準児童ポルノ」として違法化するよう訴え、賛同署名を熱め、政府・国会に提出するとのこと。マンガとアニメは日本の誇る文化である。何の不都合があるのか。
私はその手のアニメやマンガにはまるで興味がない。価値を全く理解できないが、愛好者が多いことは想像が付く。本日、偶々入ったコンビニの書籍売り場の一角はその手の雑誌が占めていた。
写真集やらモーションピクチャの撮影モデルに子供を使うことや、商品を集めたり販売することを法律で規制することに異存はない。しかし、誰かの空想の産物まで制限することに何か意味があるのか。その様な絵を描いたり、絵を見たりすることが、子どもたちにどういった害を及ぼすのか理解できない。理解できない物を規制しようとする動きに思える。
子供の被害を防ぐのが目的なら、そういった文書が子供の目に入らないようにすればよい。大人が登場するポルノの陳列に関して日本はルールが緩いのではないか。
創作を罰する動きと、単純所持を罰する動きに関して、私は良くないと思う。全開バリバリのポルノに関して、日本では今でも違法のはず。その点に関して米国より日本のルールの方が厳しい。性器や性交を露骨に描写したポルノに対する規制を米国に求めたらよい。
15年前、カリフォルニアで放送されていた「クイズ、ショーバイショーバイ」は日本のゴールデンタイムでお茶の間に流れていた番組が、カリフォルニアの放送コードに引っかかって途中でブチ切られていた。お国柄である。向こうの言うことを無条件で受け入れる必要はない。