生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

下らないもの

興味がないことに言及することに対し、時に価値を見出すことはあるが、ヒマがない。
宗教とか、タレントとか、ワイドショウとか、マンガとか小説とか、ドラマとか、この世の中には多くの下らない、しかしわりと知名度が高いものが溢れている。
新興宗教を批判するために、わざわざその教典を読んだり、教祖について調べたりしない。くだらなさそうなものという判断で、自分に対する利害を検討する。例えば、自分の親族が信仰を持ち、信仰に基づき私に関わろうとしたり、沢山のお金を失うような場合は、私にも利害関係が生ずる。親族を説得せねばならぬから、私はその宗教に対していくらか時間、あるいはお金を費やして調査するに違いない。
しかし、例えどこかの会社のノートパソコンが多少重たくて割高であったとして、私はマッキントッシュ以外に興味を持たぬからまるで利害関係がない。関係ない。それを買った人が、そこそこ幸せな気分になったとして、私には何の不都合もない。何かがどこかでもてはやされていたところで、自分に関係ないものについていちいち言及する価値を見いだせない。良くわからないことを巷のうわさ話を素材にして言及し糾弾することを私は気恥ずかしく思う。