総理大臣の評判がたいへん悪い。
支持を表明する人は五人に一人程度。不支持は三人に二人の割合。そういう政権が、危機的な状況にある経済の舵を切り、莫大な税金の使い途を提案してくる。これはなにか間違っている。
恐ろしいことに、来年度の予算がそのプロセスで決められつつある。多くの人々が不支持を表明している中で、この先一年分の予算を任せるなど、常軌を逸している。
この暴挙に対して、合理的な説明が出来る政治家は居ないだろう。
珍妙な状況が生じる一番の理由は、政治家達の自己保身が連想されるのだが、他になんかあるだろうか。
