生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

アンテナを建てる

テレビ放送を受信するためのアンテナの話。
二年前に家を新築したとき、それまで集合住宅で使っていたケーブルテレビの契約をそのまま持ち越した。月々に約4千円ほど払っている。実際にはNHKの受信料に衛星放送受信料も払っているから、相当な金額をテレビを視聴するために支払っていることになる。
一般の地上波放送とBS以外はほとんど視ることがないので、ケーブルテレビの契約を打ち切りたいと思う。そのためには一般の放送を受信するためのアンテナが必要だ。屋内の配線は完備されているはずなので、屋外にアンテナを建てる。
アンテナが建てられるかどうか。電波の状況に左右され、我が家の場合大阪の生駒山の送信所から電波を受けることになるのだが、家の東側に企業の独身寮があり、生駒山は見渡せない。NHKに電話し問い合わせたが、デジタル放送は遮蔽に強いがアナログ放送の場合は遮蔽物があると映りにくいかも知れないという。新築したときにアンテナの設置を頼んでおけば良かったのだが、そこまで考えている余裕がなかった。
BSなら大丈夫だ。六甲山も見渡せる。
NHKが何故従来進めていた形の地上波放送に拘るのか理解に苦しむ。難視聴地域の解消という言葉を良く耳にするが、都会の人口密集地にも多くの難視聴地域があるようだ。携帯電話ネットワークが町中のあらゆるところに中継ポイントを作り「圏外」を追放していった手法を公共放送が何故とらないのか良くわからない。決して安くはない視聴料を負担している。ある意味国家事業としてやっているはずだ。せめて生駒山と六甲山二カ所から電波を発射すれば、難視聴地域は相当減るだろう。増して、ここは阪神間の人口密集地域である。
また、アンテナ設置の工事も良くわからない。NTTのイエローページを見ても、アンテナ工事という項目は見あたらない。家電量販店に依頼するしか無さそうだ。いろいろ考えた挙げ句、結局現在契約している光ファイバーの会社が提供する光テレビに加入することにした。現在のケーブルテレビより月額で二千円ほど安い。地上波放送とBS放送のみだが、月額1500円ほど。これが我が国で無料の公共放送の電波を受信するために負担すべきコストということのようだ。NHKは地上波デジタルなどよりも、ケーブル化を推し進めるべきだった。公共放送の電波の提供を受けるために一般国民がコスト負担を強いられるのはおかしい。