新しいハイブリッドカーが華々しくデビューした。ずいぶん話題になっているのはホンダにとってとても良いことなのだろう。燃費がガソリン一リッター当たり３０キロ。フィットより２割ほど良いようだ。そして車両価格がライバルより低めに設定されている。そういう新聞記事の中に、トヨタのハイブリッドカーのモデルチェンジの話が出ていた。トヨタは新型をより大型にして高級志向に振った。従来型も価格を下げて併売するとのことだがトヨタはこの先を完全に読み違えたようだ。
車の開発にはずいぶんと時間が掛かるから、経済危機を予見するのが困難な状況で、これらの新しい自動車の開発は進められていたに違いない。もうレクサスが売れる時代ではないし、ハイブリッドカーは多少価格が高価でも環境に貢献するために購入するというような従来の商売のやり方では売れない。おそらく、ガソリン代を節約するために少しでも燃費の良い車を選ぶという状況になりつつあるのだろう。
