生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

ネット新聞

iPhoneアプリの産経新聞を使ってみてちょっと衝撃を受けた。インターネットのMSN産経ニュースに較べて、専用端末(あるいは専用ソフトウエア)を使ったネット新聞の優位性を感じた。
iPhoneの小さな画面に産経新聞紙面が再現される。見出しは読める。大きめの画像も判別が付く。見出しを眺めて、興味深そうな記事をタップすると、その記事が拡大される。さらにタップするとさらに大きな文字に拡大され、二段分程度が表示される。読むときは指先でドラグすれば画面が縦横に動く。これは実際の新聞紙面を読んでいる感覚に近い。表示に掛かる時間は無駄なものがない分、意外に速い。従来のウエブページと大きな差はないと感じる。とにかく優れた点はインターフェイス。新聞記事の通りのならび。見たいところを指先でナビゲートする。これはHTMLベースのハイパーリンクとは違う、ちょっとした快感である。新聞に準じた体裁で段組された画面はたいへん読みやすい。
さて、他紙も追従することを期待していたが、今のところは産経のみだ。
iPhoneは持ち歩いて込んでいる電車の通勤途中で新聞紙面を眺めるにはなかなか優れている。持ち歩きを意識しないのならもう少し画面が大きい、例えばA5程度の液晶画面を備えた新聞専用のインターフェイスを各家庭に配っても良いだろう。
NTTやイオなどが光ファイバーの契約時にテレビや電話に加えて新聞購読もセットにしたらよい。パソコンで閲覧でも良いが、マウスとキーボードというインターフェイスは新聞紙面に較べると縛りが多い。タッチパネルのインターフェイスをもったネット新聞購読専用の端末があると良いだろう。