政治に関わる色々なニュースを目にする。マスコミを通して伝わってくる情報をもとに、私は色々なことを判断しようとする。
うんざりするようなニュースのほとんどは、取材源を明かしていない。私の仕事の範囲では、根拠を示さない情報はゴミ以下だ。議会の外で起こる政治のニュースのほとんど。そして、警察や検察が捜査中の案件のほとんどは、根拠を示すことが出来ない情報だ。根拠が示せないなら、それが真実であるかどうか判断することが出来ないと認定するのが正しい態度だろう。
私は生活の知恵の一種として、根拠が曖昧な情報をもとに生活態度を変えることがある。週末の午前中にいつもの道路の少し先で警察がスピードトラップを仕掛けているらしい、という根拠不明の情報を元に、私は片側三車線の国道バイパスを時速４０キロで走行するかもしれない。
生活の知恵の一部として、いつもそういった情報がガセである可能性についても学ぶ。
情報の根拠について考えることが馬鹿馬鹿しいような情報が耳に入らないように工夫したり、もう少し知らない振りをしていれば、より信頼に足る補足情報が得られることも、経験から知っている。
つまり、標記の件について、考えるほどの価値がないという見解を述べた。
