生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

ボンヤリしたぼくとクミ

バイク置き場で声を掛けられた。
本当は、2つ手前の交差点の信号待ちで並んで、目があった。いつもと違う何かは、アクシデントの元になる。どうやら、バイクの鍵を収めたポケットの蓋をきちんと閉じなかったようだ。
夜になって、帰ろうと思ったが、バイクの鍵が見当たらない。
警備室に電話をすると、その鍵は確かに届いていたが、事務員の手に渡り、誰かの引き出しの中に収まり、事務員たちは皆家に帰ってしまった。
なる程。
今日はバイクをおいて帰る他はなさそうだ。覚悟を決めて、ヘルメットとジャケットを部屋に残し、ポートライナーの駅に向かった。途中、バイク置き場に立ち寄って、使うつもりで残していったグラブとゴム紐をカバンに入れた。
駅の改札をくぐるとホームに電車が入る音がしたので、エスカレーターを駆け上がると、ポートライナーはほぼ満員だった。もう通勤帰りの時間は過ぎており、意外に思い乗り込もうとすると車内は女性が多く、私は女性専用車両に間違って乗ったかと思ったほど。女性の多くは不可解な小道具をもっている。赤と青の市松模様に白く読みづらい文字。良く読み直して気付いたのだが、クミのコンサートがあったようだ。そう言えばインフルエンザの影響で延期されていた。