生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

iTunesに映し出されたジョブズ

新しいバージョンをダウンロードした。iPhoneのOSもバージョンが上がって、これもアップデートを適用した。更新に随分と時間が掛かる気がするが、そのうちに修正されるだろう。新しいバージョンのiTunesを使い始めるときはいつも二回の同意を迫られる。起動して、同意して、PodcastApple Special EventのKeynoteが配信された。ジョブズが随分痩せていた。声も擦れていた。彼を救った医学とドナーに感謝する。
私はこうして彼の姿を林檎のマークのパソコンの画面に映して、眺めている。彼が居たからこういうことができる様になった。そして、彼はもう少し生き延びることになった。彼のアイディアをもとに作り上げられたシステムが彼の姿を、病に疲弊した姿を映し出す。この先、彼はまた何かをやってのけるのだろうか。そして、彼が作り出した何かは、彼の何かを何らかの形で私に届けてくれるに違いない。
彼がスピーチに利用したKeynoteというプレゼンテーションソフトは、彼が使うために彼の仲間が作り上げたソフトウエアとのことだ。彼が全てを造り、彼が作った仮想空間に、無事に復帰した自らの姿を映し出す。痩せ細った彼をコンピューターの画面越しに見て、彼が生き残っていることを感謝し、彼が作り上げたものの偉大さを思った。