生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

この薬は何かある

親子で高熱を出したために、息子と二人で近医を受診した。あらかじめ電話をしたらそのまま受診せよとのこと。
簡易検査で息子は僅かに陽性。私は陰性との判定だった。発熱後の経過時間により偽陰性があり得るわけで、翌日再検査を受けることとした。
親子でリレンザの処方を受けた。
グラクソスミスクライン社はくすりのしおりで

生活上の注意
特に小児・未成年者で、インフルエンザ発症後にリレンザの吸入の有無を問わず、異常行動などの精神・神経症状が発現することが知られています。自宅で療養する場合、異常行動による転落などの事故を防ぐために、インフルエンザ治療開始後、少なくとも2日間、保護者は、就寝中も含めて小児・未成年者が1人きりにならないように配慮してください。

としている。「生活上の注意」というのは少し妙な表現と思う。能書にも「因果関係は不明」と断りながら異常行動に対する警告を一番に載せている。異常行動は同じ目的に使われる内服薬であるタミフルでもずいぶんと話題になった。
結果、私は発熱し、リレンザを処方され吸入した訳であるけれども、この薬は恐ろしいと思った。不安、不眠、妄想、攻撃性など。私は一晩魘され、苦しんだ。夜が明けて熱が下がってから感じたのは、あの薬には何かあるということだ。
私は翌日の簡易検査でも陰性で、本当にインフルエンザ感染による発熱かどうかは今のところ不明である。はっきりしているのは、39度を超える発熱が一晩続き、リレンザを吸入し、普段感じないような精神状態を味わったということだ。
他に些細なことだが、味覚に異常が出た。歯磨き粉が酷く苦い味に感じられた。
この手の抗インフルエンザ薬の能書には「本剤の必要性を慎重に検討せよ」と書いてある。次に同じ状況が訪れた時に、私は服用の必要性について医師に十分な説明を求めるだろう。場合によって処方を断るかもしれない。