生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

安全運転のためのデバイス

自動車会社は社会の要求を見越して、いろいろなものを開発する。酒酔い運転を防止するための装置は実用化に近いところまで来ているようだ。要するに、深酒がもう褪めたかどうか、チェックするための道具というところだと思う。あるいは、二種免許の青ナンバーに義務づけるとか。その様なことをするなら、各警察署のサーバーと直結させて、任意の自動車が警察からの指示でただちに呼気アルコールのチェックを義務づけるとかやれば、何か面白いのではないか。
ごく一部のセルフコントロールできない酔っぱらいのために、世の中が大騒ぎしたりこういった貴重な社会のリソースを無駄遣いすることに関して、私はもっと敏感でありたいと思う。
飲酒の性癖がある人に免許を取らせることに対して、極めて高いハードルを課せばよいと思う。やり方は幾らでもあるだろう。酒好きは幾ら止めても酒を飲む。車を運転した方が酒にたどり着く時間が短いと思ったら車を運転するだろう。あるいは、酒を飲ませることを免許制にするか。(形式的な免許ではなく、きわめて狭き門となるような試験を課す)
私はオートバイを運転する。ときどき、自分の判断ミスから危険を察知しきれないことがある。ライダーは長生きしたいと思ったら自分の周囲のあらゆる交通を信用してはいけない。目の前で左にウインカーを出して減速しつつある車はそのまま突然右にハンドルを切るかも知れない。今私の横を走っている車は、私に気がついているようなふりをして、実は私のことなど全く気にしていないかもしれない。
見える全てを疑い、見えない何かを感じ取ることが生き抜く鍵だ。
路上駐車は特に、オートバイにとって難儀な相手だ。停止していて突然動き出されると、予想しにくい。路上駐車の車が後方を確認せずに突然Uターンすることは高い確率でオートバイを巻き込む事故の原因となる。これをやられると、ライダーによほどの経験と技術があっても回避することはほとんど不可能だ。
Uターンはステアリングをフルロックさせるのが一般的だが、普通の運転ではフルロックさせることは滅多にないはずだ。ステアリングのフルロック動作の前に運転手に後方を確認させる警告を発するデバイスは簡単に作れそうに思う。
これが実用化されれば、年間数十人のライダーが救われるのではないか。