生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

ハイブリッドカーのブレーキ

ハイブリッドカーの長所は燃費に優れるところだ。
燃費に優れている理由は恐らく二つあって、一つは発進加速などアクセルをふかす場面でモーターがアシストしてくれること。もう一つはブレーキング時に本来は熱となって放散されるエネルギーを発電に利用するいわゆるエネルギー回生機構。
このような仕組みの大部分はコンピュータープログラムでコントロールされているはずである。運転のしやすさと安全性と経済性という相反する三つをソフトウエアで帳尻を合わせる。
燃費性能を上げるためには、出来るだけブレーキを掛けずに走る設定が有効だ。ブレーキを掛けるシーンでは出来るだけ回生ブレーキシステムを作動させる。一般的なフットブレーキはギリギリまで効かない設定。ハイブリッドカーでエンジンブレーキが利くのかどうか分からない。
ブレーキペダルを踏んで、それでブレーキを利かせるのかどうか、さまざまなセンサーからの情報を処理した上でコンピュータがはじき出した演算結果で決まるのだろう。恐らく、ハイブリッドカーでは燃費性能と安全性が相反するに違いない。
ライバル社のハイブリッドカーに先行され、慌てる余り、十分なセットアップが出来ないままに発売したのだろう。消費者にとっての安全性とメーカーにとっての経済性もまた相反する要素と見て取れる。