生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

裁判と私情

弁護士が書いているブログを見ている。
弁護士は刑事訴追された容疑者を弁護するわけで、高いプロ意識を持って予断無く取り組む必要があるようだ。
簡単に言えば、極めて反社会的な行動を取って逮捕、告訴され極悪人として有名になったクライアントを弁護しなければならないわけで、私情を差し挟んでいてはとてもでないが仕事にならないだろう。
多くのプロフェッショナルは私情を差し挟まないことで仕事が成り立っている。風呂屋の番台もそうだし、交通取り締まりのおまわりさんもそうだろう。政治家もそうだと思うが、弁護士の場合、社会的に有名となった事件や容疑者を弁護するわけで、そこに世論が介在するので厄介だ。
弁護する側もプロなら、もちろん捜査する側も当然プロであるはず。と思ったが、検察審査会というところはプロの集団ではないから、ちょっと恐い気がする。市民の目線で云々ということらしいのだが。プロではないことをエクスキューズにして絶対権力者である被疑者にとか、市民目線からは許し難いとか、これこそが善良な市民としての感覚とか、いろいろなものを代表しているみたいだ。こういった立場で市民の起訴、不起訴を決めるなら、投票で選んだらどうか。
私はこのようなちっぽけなダイアリに何かを書く時に、「我々は」とか書かないように注意を払っているけれども。