生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

ガス欠

後数百メートルで自宅に到着する最後の難関のバイパスの右折交差点の手前で、エンジンが咳き込み始めた。交差点は赤信号で停止線まではゆるい下りである。クラッチを切った途端、エンジンが止まった。ガスが来ていない雰囲気が濃厚である。ガソリンタンクのコックをリザーブ側に操作し、セルを回すがすぐには掛からない。大きな交差点の右折車線で信号待ち中にエンジンストップした場合にどうしたらよいか。もう、そのまま信号の変わり端にバイクを押して安全な場所まで移動するしか無さそうだ。
実は、このバイクに乗り始めて半年以上経つが、一度もリザーブタンクを使ったことがない。ガソリンポンプのトラブルのときにリザーブ側に動かしたことがあるが、この時は結局エンジンが掛からなかった。
一度も使っていないリザーブラインにガソリンを通してキャブレターに送るわけだ。ゴミか何かが溜まっているかも知れない。何より、私は今ひとつこのバイクのガソリンポンプを信用していない。一度ラインにエアが入って、その先大丈夫なのかどうか確信が持てない。
しかし、完全にガス欠。気持ちを落ち着けてセルを回さなくてはならない。明日からお盆休み。今バイクが動かなくなると大変厄介だ。
前照灯のスイッチを切って、クラッチも切ってセルを回すと、数回でエンジンに火が入った。とりあえず、ポンプではなくガス欠という結論。家に帰る前にガソリンスタンドに寄り道した。
タンク容量は12リッターだが、9.4リッターでリザーブに入るということが分かった。因みに今回の燃費は21.3km/Lであんまり良くない。走行約200キロでリザーブ。
ブロスの燃料コックは走行中でも動かしやすい場所にあることが分かった。