生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

湯沸かし器の修理

土曜出勤は義務ではない。いろいろとたまっていることで、少しは片付くのではないかと期待して職場に出向く。出来れば夕食に間に合うように帰りたいと思う。思っているところに、妻からメールが入った。
「お湯が出ない」という。
我が家は新築して4年余りである。それなりの時間は経っているが、給湯器がトラブルを起こすのはちょっと早いと思う。給湯はガス、家の中にはガスのコンセントが三カ所にある。いわゆるオール電化にはなっていない。
電話でやりとり。ガスコンロは使えるというから、ガスそのものは通じている。たぶん、給湯器本体のトラブルである。大急ぎで帰宅することにした。室内のリモコンから給湯器を操作する。電源は入ったように見えるが、湯を沸かし始めると表示されるはずの炎のマークが出ない。ベランダに出てみると、ガスの臭いがする。余り宜しくない状況だ。マニュアルを探して、サービス窓口に電話をした。
少し電話口で待たされて、ようやく担当者とはなしが出来た。電話を掛けたのが7時少し前。電話が通じたのが7時15分頃だったと思う。しばらくお湯を出し続けるように指示を受ける。お湯は出ない、水が流れ続けると、やがてリモコンにエラー表示が出た。エラー表示の内容を担当者に伝えると、それで故障の内容は把握できたようだ。今晩中の修理を希望するか、と聞かれたので、希望すると返事した。
やがて、サービス担当者から電話があり、9時半頃にサービス担当者がやって来て修理を開始した。30分ほどで修理は終わり、湯が出るようになった。
イグナイターの故障なので、部品を交換したという。イグナイターとは火花を飛ばしてガスに点火する部品である。給湯用と暖房用の二つのイグナイターを両方交換した。トラブルを生じていたのは給湯用だけである。
担当者は修理費用はいらないと言う。もちろん、保証期間は過ぎているのでコストが生じると思っていた。先ほどの電話では、内容に依るが数千円程度と言われた。それが突然、無料という。夜遅くに出張修理で部品を二つも交換して無料というのは、いささか筋が通らない。
筋が通らないと思うが、改めて考えてみると、今まで長年ガス器具を使っていてイグナイターの故障というのは経験したことがない。もしかすると、壊れること自体に問題があるのかもしれない。ガス器具の故障は時に重大な結果をもたらす。何か大阪ガスに取って大変不都合な故障だったのかもしれない。
それ以上は突っ込まなかった。