生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

裏番組

毎年、NHKの歌番組を楽しみにしていた子供達が、今年は裏番組を見たいといいだした。
最近、お笑いに興味を持っている。冬休みに入ってから女房が子供達を吉本新喜劇に連れて行った。日テレのガキツカを見たいという。なぜそのようなことを言い出したのかよく分からない。笑うのを我慢するという企画らしい。
少し見たが、残念な番組だった。ダウンタウンの二人と数名のお笑いタレントが、架空の航空会社でキャビンアテンダントを目指してトレーニングをする。その間に、いろいろなネタが仕組まれていて、笑わないよう努力するというような趣旨である。笑うとその度に臀部を柔らかな道具で叩かれる。
ネタが下らない。本当に笑えるようなネタはあまりない。決して笑わないというより、寧ろ、下らないネタを無理に笑って盛り上げて上げている。(もちろんその度に尻を叩かれる)
大変グダグダで、つまらない。何が面白いのか分からない。ヒマでどうにもならなくて、ほかに見たいテレビ番組が無くて、とにかく何となく時間をつぶすため、というなら付けっぱなしにしておいて、何か面白いことをやることを期待するのも良いだろうが、今日は大晦日である。
NHKの歌番組は、大変なお金を掛けて、その日のためにミュージシャン達が必死に努力している。そういう意味で、大変価値のある生番組である。一方で、意外性だけで笑いを取ろうという魂胆が取りあえず見えている裏番組。
この場合、どのように時間を費やすべきか、私は親として子供に指導する立場にあると思う。これで裏番組を見続けることを黙認するのは親としての責任放棄と感じたので、見るのを止めるように、小学生と中学生の二人に指導した。
子供達は大変不服そうだった。しかし、見始めたが別段面白いネタは無いと感じていたようで、むやみに長いコマーシャルの間にチャンネルを変えたところ、少し文句を言ったものの、その後は歌合戦の方に引き込まれていた。
大晦日の裏番組で無くて、2時間で終わるような企画であれば、見る価値もあるのかもしれない。