生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

免許の更新

私は、18歳の時に当時の普通運転免許を取得した。
その4年後に自動二輪免許(中型限定)を取得し、しばらく車とバイク、両方に乗っていた。
厳しい親がよく二輪免許取得を許したものだと今にして思う。
若い頃は何度か事故を起こしたが、その後は無事故無違反で過ごしてきた。
いつの間にか、自動二輪免許は中型自動二輪免許に書き換えられていて、4年前に大型二輪免許を取得した。
その後、心斎橋で路上駐輪で違反とされ、反則金を支払った。昨年の正月にスピード違反で白バイに声を掛けられた。もう二十年ほど無事故無違反だった私が、この三年ほどの間に二度も反則金を支払うことになったのは、スピードが出るバイクに乗り換えたことだけで無く、年齢を重ねて注意力が散漫になっているからかもしれない。
5年ぶりの免許更新だが、ペナルティ付きになってしまいいささか残念だ。
ペナルティとは、更新に関わる教習に時間が掛かること、その分料金が余分に掛かること、有効期間が2年分短いこと、免許証の色が青色になること、以上である。
平日に仕事を休む決意が出来ず、込むと分かっていたが日曜日に伊丹の免許センターに行くことにした。JR伊丹駅からすぐ近くだが、その後のことを考えてバイクで出かけた。駐輪場があればバイクを停める。無ければ後日出直す、というようなことを考えていたが、止める場所があった。
途中、給油して(冬場になったとたん、燃費が1リッターあたり15キロを大幅に割り込むようになった)、クシタニに寄って修理を依頼していたブーツを受け取り(ソールの交換)、狭くて走りにくい171号線を伊丹に向かう。途中、BMWやハーレー、ドカティ、もう少しいくとKTMのショップもあるが、ホンダやスズキ、カワサキの店が無い不思議な国道である。
幸運にも駐輪スペースを見つけたが、午前中の受付には間に合わなかったので周辺で時間をつぶして午後の講習を受けることにした。JR伊丹駅周辺は、福知山線の線路を越えるとイオンモールがあるが、警察周辺は閑散としている。関西スーパーを見つけて中の喫茶店に入り、持参したパソコンに向かったが、喫茶店は関西スーパーの従業員向け喫煙所代わりになっており、非喫煙者はとてもでは無いが長居は出来ないだろう。
更新の手続きはわりと効率的に進むようになっている。
しかしながら、業務の大半は民間委託すべきものと感じる。お巡りさん達は感じていないようだが。
約2時間の講習は私には有意義だった。少なくとも、事故は起こしたくないし、違反で検挙もされたくないと、改めて考えるのに有用だった。普段から職場で90分の講義を受け持っているので、2時間座って話しを聴くことは余り苦にならない。
免許証に本籍地の表示が無くなったことについて、警察官の講師はプライバシーに配慮したのだというが、よく分からない。身分証明書として使う場合に、本籍地は必要が無いからと言うことかもしれない。
この数年の間に二度以上、交通違反で検挙された人が講義室に詰め込まれていたわけだが、そそっかしそうで頼りなげで、友達になりたくないような雰囲気の人が多かった。もちろん自分も含めての話しである。