生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

燃費

私がバイクに乗る際にもっとも重視するのは「安全」で、その次が「燃費」である。
以前乗っていたVTRは250ccの2気筒だが、慎重に運転するとガソリン1リッター当たり30キロを超すことがあった。その次に乗ったBROSは650ccの2気筒で、慎重に走ると1リッター当たり25キロに達することがあった。その間に乗ったモンキーという小さなバイクは80ccに改造してあった。トリップメーターが無かったので、正確な燃費は測定できていないが、1リッター当たり35キロくらいだったのではないか。
いま乗っているVFRは1200ccの4気筒であるが、夏の間は1リッターあたり18キロに届きそうなときもあった。冬場に入ってここのところは14.5キロくらい。毎日片道18キロ、時間にして30分ほどの通勤に使っている。時々高速道路を使うことがある。
暖機運転に時間がかかるためかも知れないが、それにしてもよくない。
そもそも、原動機付き乗り物の燃費は、機械の効率で決まると思う。排気量は効率の一部だ。
バイクそのものの重量に、私自身と装備や荷物を加えた重さの物体を、交通の流れに乗る速度とゴーストップの繰り返しで、片道およそ18キロ移動させるのに必要なエネルギーを機械の効率で除したものが燃費であろう。VFRとVTRは排気量にして約5倍の差があるが、燃費の差はせいぜい二分の一程度である。この二台のバイクの重量差は約100キログラムほど。慣性重量は、加速時のエネルギーとなるから、おそらく路面とタイヤの抵抗による熱になるのだろう。それから減速時にはブレーキの発熱となる。信号待ちや暖機運転の際のアイドリングや空ぶかしは、燃費という意味では無駄な燃料消費で、排気量に比例した無駄になるから、エンジンの違いによる燃費の差に影響すると思われる。
VFRの燃料供給は、コンピュータ制御のインジェクションの筈なので、冬の間の吸気温度の低さはおそらくセンサーで感知され、エンジンへの燃料供給量に影響するのでは無いか。