生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

Genius barで新しい商売のアイディアが湧いた

うまくいかない時に行く場所が心斎橋のガラスの階段を上った二階のカウンターだ。
アクセサリ、バッグなど魅力的なものもいろいろ揃っていて、そのようなものを見積もりに行くなら建設的だ。
今回は、バッテリの修理が必要という忌々しいアラートが出たパソコンを持参である。ほとんどバッテリで使うことはないが、リチウムポリマー電池のトラブルは時として取り返しがつかない結果をもたらす。
私はあと二年くらいこのパソコンに現役でいて欲しい。一万三千円でパソコンの寿命がしばらく伸びるなら、やむを得ぬ出費と納得することができるはずだと思った。
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カウンタに乗ったパソコンは突然、洗いざらいトラブルの告白を始める。今回はビデオチップである。バッテリ交換に加えてロジックボードまで交換するとなると、修理費は跳ね上がる。
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ゲンナリしていると、カウンタのお隣では最新のiPhoneを水没させた可憐な乙女が、自らのヘマの落とし前のために、何の躊躇もなく二万八千円、二万七千円だったかもしれないが、多少はウンザリしていたかもしれないが、現金で支払い、店員が出して来た真新しい電話機にアップルIDを打ち込んだものの、パスワードがわからないとか言っている。
右の乙女に気を取られていると、私の左のカウンタにやって来た貴婦人も、水没させた電話機の買い替えで、矢張りアップルIDのパスワードを思い出せずに難儀している。
パソコンの修理を依頼し、三時間後に引き取りに来た時に、隣のカウンタで話していた少女も、iPhoneの水没が悩みの種だった。
そういえば、数週前にわたしのiPhoneのバッテリ修理を依頼した時にジュンク堂のクイックガレージの隣で相談していた彼女も、水没したiPhoneを握りしめて途方にくれていた。
さて、毎日のようにおびただしい数の湿ったiPhoneが用無しになっていく。その度に人々は3万円近いお金を払う。
湿った電話を集めて、何か金儲けをしてはと考えた。部品にばらして使えそうなものを外しリサイクルする。アイディアとしては大変陳腐であるが。おそらくいくらかツキが残っている人たちは、水没させずにガラスを割る。割れたガラスもやはりそこそこのお金を払って交換が必要なら、水没した電話からデジタイザやらガラスを剥がしてリサイクルすれば良いのではないか。しかし、私にはそのような技術はない。むしろ、集めてオブジェでも作って心休まる空間を演出した方が経済効果は高いかもしれない。お祀りして神社を仕立てて宗教法人として賽銭を集めるのはさらに経済効果が高そうだ。
実は、私はiPhoneを使い始めて5年半、iPhone3から数えて4台目のiPhone5を使っているが、今まで一度も故障させたことが無く、ガラスを割ったことも水没させたことも無い。何かその線を商売に活用しようか。経験談をブログに書いて広告収入を稼ぐか、はたまた私に因む何かをiPhoneのお守りとして流行らせるか。