生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

電気ポットが怖い

我が家には電気ポットがない。
なくても困っていない。あれば邪魔で無駄に感じることだろう。
私の職場には電気ポットがある。先日へやの模様替えをした時に、今まで机の上に置いていた電気ポットを新たに作った棚に移した。例えば地震でポットが棚から落ちれば大やけどの心配がある。
TIGER魔法瓶に象印、パナソニック。世界で電気ポットを作っているのはこの三社だけのようだ。
電気ポットの特徴は、
1.ポットの中には予め設定した温度のお湯が常に沸いている。
2.ボタンを押すと注ぎ口からお湯が出る。
3.ポットの中に溜まっているお湯を捨てることと、空になったときにお湯(水)を補充するのに面倒な動作が必要。
である。
この装置の問題点は、操作ミスがやけどに繋がることである。
ふたに「押す」と書かれたレバーがあり、押したらいきなりふたが開いて、危うくやけどをするところだったことがある。ボタンを押すと、一定量のお湯が出てくるが、使い慣れている人なら何の不安も感じないのだろうが、初めて使う人、使い慣れていない人は、大変スリリングな経験をする事になる。
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一応、お湯が出てきそうな注ぎ口のような構造がある。そこからお湯が出てくるに違いないと思いつつ、湯飲みを口の下にもっていって「給湯」ボタンを押す。押している間、ゆっくりと熱湯が出るはずで、手を離せばお湯は止まるはずである。もし止まらなかったら、あるいは思ったより余分にお湯が出て湯飲みから溢れたら、やけどをするだろう。
慣れていない人や、間違った使い方をする人もやけどをしないように配慮するのが、安全設計と思う。
150mLのお湯を用意するのに、常時3Lのお湯を沸かしておく、しかもリスクを冒して、ということは私には容認できないと思う。だから我が家では使わない。お湯はどうしているかというと、必要な量をやかんに汲んで、その度ごとに沸かす。
全く不自由していない。
T-falにも、De'Longhiにも保温可能な電気ポットはない。おそらく、日本独自のものだろう。
今までに、事故で裁判になったことはないのだろうか?