生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

フルフェイスヘルメットを25年ぶりにかぶった

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そろそろフルフェイスヘルメットにしたいと思っていた。
思い出すと、バイクに初めて乗ったときは、アライのアストロというヘルメットをかぶっていたと思う。これはフルフェイス型だった。
大阪に出てきて、不似合いなCBRに乗っていたときも、アライのFTというフルフェイスだった。
再びバイクに乗り始めたのが、2000年、そのときからジェット型のヘルメットをかぶるようになった。何しろ、このときに選んだバイクがセローだから、フルフェイスは似合わない。結局セローは一年ほどで盗まれて、乗り換えることになったが、以降ずっとジェット型のヘルメットをかぶっていた。
安全性のことを考えて、以前からフルフェイス型にすることは考えていたが、コストと、実際にかぶるときの面倒さを考えて躊躇していた。坊主頭から少し髪を伸ばすつもりでいるので、もう少し余裕がある方が良いと思ったのが、ヘルメットを新調することにした動機の1つだ。現在使っているヘルメットのサイズは、57-58(M)サイズで、少し窮屈に感じることがある。その前は1つ大きめの59-60(L)だった。髪が伸びたら、ますますキツくなるに決まっている。
通販の方が安く買えるのは分かっていたが、今後当分被り続けるものだ。試着したいと思い、Cycleworldという神戸市内の用品店に出向いた。いまかぶっているジェット型ヘルメットもこの店で買った。
店員にヘルメットを試着したい旨を伝え、色々と試させてもらった。選択としては、RX7-RVという、アライの一般用としてはもっとも上等なものを選ぶつもりでいたので、サイズと色のみが考慮の対象で、色はプロのライダーと同じカラーリングを施されたものがいくらかの予算を上積みすれば選べるが、実際に見て余り魅力的と思えるものがなかったので、いまと同じメタリックの白を選ぶことにした。
ジェット型とフルフェイス型の違いは、顎の部分に構造があるかどうかだ。
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ジェット型はここの部分に何もないから着脱が楽である。あごひもを左右に引っ張ってヘルメットを広げて、後頭部から被る。脱ぐときは、後ろに引っ張るようにする。
ところが、フルフェイスは顎の部分に構造物があり閉じているので、その様なやり方はできない。おでこから押し込んでいって被り、逆に後頭部を先に出して最後におでこが出る形で脱ぐ。鼻を支点にしてくるりと前に回すという印象である。(経験すれば何のことか分かると思う)
試着したときは、それが分からずに闇雲に脱着しようとして大変苦労した。一旦被ってしまえば頭の大きさは丁度収まるのだが、脱着時にヘルメットの出入り口でこめかみがどこかに引っかかる。無理に脱ごうとして擦り傷ができた。
店員が動かし方が逆だと助言してくれて、何とか脱着できるようになったが、バイクに乗り降りする都度この苦労を味わうかと思うと少々辛い気分になった。
LLサイズはヘルメットの入り口が一回り大きく、比較的無造作に被ることが出来たが、被ってしまうとユルユルで、ヘルメットが回ってしまいそうだ。
MサイズとLサイズでは被った印象は大差なく、むしろMサイズの方が脱着はしやすそうだった。
結局Mサイズで、内装を5ミリ薄いものと交換することにした。
こめかみに傷ができたために、脱着は依然として辛いが、傷が癒えて扱いに慣れれば大丈夫と思う。被って少し運転したが、大変快適である。視野も十分だし重さも気にならない。フィットしている感触が心地よい。
眼鏡の蔓が耳に当たるところがあるので、これは眼鏡屋に相談に行くことにする。
もう少しスムーズに脱着できるようになってから眼鏡屋に行こう。
販売価格は、通販の最安値に較べると4000円程度の差になるが、試着して納得した上で購入できるコストとして十分に見合うと思う。ヘルメットはショップで試着してから買うことをお勧めする。