生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

フェルディナント・ホドラー

祭日に出かけることを提案した。
通勤中の電車の中、駅の掲示で美術展をやっていることを知り、神戸市立博物館のチューリッヒ美術館展と、兵庫県立美術館のホドラー展のどちらかを観に行こうと提案した。
ホドラー展は神戸市の繁華街にもポスターが掲示されているが、私自身はホドラーという画家に関する予備知識は全くない。スイスの国民的画家ということらしい。ポスターの絵柄を見ただけである。
今年は、スイスと日本の国交樹立150周年を記念してこれらの二つの美術展が行われるらしい。東京での展示が終わり、神戸に移動してきたようだ。
チューリッヒ美術館展は、様々な有名な画家の代表作が色々と見られると言うことだが、一人の画家の作品を色々見る方が面白いに決まっている。市立博物館は狭くてゆっくり見られないことを憂慮し、県立美術館に妻と長女と三人で車で出かけた。
ホドラー氏は、スイスの美しい景色を描いた風景画と、自画像や民衆の姿を描いた作品、さらに複数のモデルを配置し背景に抽象的な模様を配した大きな作品、歴史的なテーマを描いた壁画など、多彩な絵を描いている。幅広い画風で大変楽しめた。大変見応えがあった。きちんと落ちも用意されていた。
ちょっと感動して美術館を後にした。
沢山の作品を前にして、私たちもサボっている暇は無いと励まされたような心持ちになった。
4月5日まで。
強くお薦め致します。ホドラーすごい。