生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

チャレンジする

今日は、夜9時少し前から走り始めた。フルコースに向かった。
思うに、歳の影響で走ってもさっぱり速くない。かつて(といっても20年前)は、心地よく走れば大体一キロで5分くらいのペースだった。今はかなり一生懸命走ったつもりでもそのペースに達しない。それを歳のせいと思っていた。午前中に知人と話していて、少し違うことに気付いた。
iPhoneのアプリの履歴を見ると、3月の中旬頃から外を走り始めている。それまで、ジムでベルトの上を走っているときは大体時速10キロ程度に設定していた。
外を走るときは、20キロ近く走るのだが、筋肉痛にならない。走っている間は消耗している気分になるが、息が上がるほどでも無い。上り坂では脚力を使い切った気分になるが、実際には脚力と、心肺能力に折り合いを付けて、2時間近くかかる周回路を走り切っている。一定のペースで、とにかく保たせる走り方は、多分にジム的(トレッドミルランナー的)である。
心肺能力と、脚力と、どちらがリミットになっているのだろうか、と考えるが、実はどちらでも無い。どちらもリミットに届いていない。どちらかのリミットに近づくようなチャレンジをしていない。
若い頃は、どんなに練習を積んで鍛えたつもりでいても、練習後には筋肉痛になった。今はそうならない。
自分の中で、リミットを超えぬように、ブレーキを掛けている。
老化現象とは、いろいろな古い経験に基づいてチャレンジを諦めてしまうことのようだ。
フルコース、20.3キロ、起伏は350メートル、1時間52分で走った。
このコースでは、前半部分が延々と上り坂が続く。特に、2キロあたりから7キロ地点までの5キロで260メートルほど上る。上り切ったてっぺんが剣谷町の夜景が最も綺麗に見える場所で、そこから下りが始まる。これからは7キロ地点のタイムを気にしつつ走ることにする。これが、私が走ることのチャレンジの1つだ。今日は41分で今までより2分ほど速かった。
相変わらず、ロングタイツ、長袖シャツに薄手のジャケット、手袋、帽子の出で立ちで走っている。大変汗をかいた。帽子のつばから汗がしたたり落ちる。妻が言うには、髪の毛が薄くなったからではないかと。否定はしない。
以前から、味覚発汗はあったが、この頃辛いものを食べた後の汗が度を超している。毛髪の密度や長さだけで無く、汗腺の分布や働き具合も変わってきたのでは無いかと感じる。