生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

ときめく人たち

ときめく人を見かけると、ほほえましく思う。自分も数十年前にそのようであったことに思いを致すと疲れる。
本来、どこかに納めておくべき感情の起伏がが見て取れる。露骨な感情の起伏を見せられるのに疲れるのかもしれない。
ときめきには方向性が無く、調節も効かない。
適切な濃度で酸素と混ざり合った可燃性の蒸気に、火花を飛ばすようなものである。
反応は一瞬で進み、コントロール不能の状態に陥り、燃えかすのみが残る。連鎖的に進む反応は本人以外の様々に対して影響を与える。
普通は、閾値を超えぬように自制するはずである。自制の効かないときめきの行き着く先は破滅なのだから。
誰もが一度経験し、中には結局一度も経験せず、希には何度も繰り返す人も居るのだろうが、成長の過程と言うことであれば見守りたいと思う。
干渉できるなら、閾値を高めるような助言を用意しておきたいと思う。数十年前に、自分がどのように振る舞っていたか、冷静に思い出すことは困難である。