生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

飛行機は苦手

昨日、一昨日と、会議のお手伝いで近場に出張だった。
二日目の会議が終わった後の打ち上げで、飛行機に乗る話題になった。
私は、飛行機に乗ることが余り好きでない。世の中には、飛行機に絶対乗らないという人もいるらしい。私はそこまでは言わないが、好きではない。特に、着陸の時は、冷静を装っているが気が気でない。この世の終わりの一歩手前のような気分になる。無事に滑走路をタキシングし始めると、ほっとする。
離陸の時も、心構えが必要のような気分になる。ちょっと待って、まだ心の準備が出来ていないよ、と思うまもなく離陸するので、嫌である。予防注射の列の一番前になってしまったような気分である。(私が小学校の時、予防注射は学校の体育館で行列を作ってやった)
二十年以上も前になるが、大阪空港から離陸しようとした私の乗った飛行機が、途中で離陸を取りやめて、滑走路の端で止まった。「機体のトラブルのため、離陸を取りやめた」というアナウンスがあったが、全力で加速し始めた飛行機が途中で止めたのだから、操縦室の計器に何か深刻なアラートが出たのだと思う。
数十分間機内で待たされた挙げ句、機体の整備が終わったので離陸する。迷惑を掛けてごめんなさい、というようなアナウンスがあった。降りたかったが、有無を言わさず離陸である。
私は今も生きているが。
何か事故が起きたら、きっと私は何かにしがみついてじっとしているしか無いのだろう。たいていの場合は死ぬだろうが、運良く生き残ることもあるかもしれない。
飛行機は苦手である。