生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

革靴を巡るあれこれ・涼しい

北海道に行ってきた。実家がある。
大学を卒業するまで生活した町である。小学校のクラス会に誘われた。担任が健在で参加されると言うことで、二つ返事で参加を決めた。お盆休みの時期に、3泊4日の予定で飛行機を使って里帰りした。
恩師が参加されると言うことなので、革靴にネクタイくらい必要と思い、荷物は増えるがその準備をして一泊用のスーツケースに詰め込んだ。靴は入らなかったので靴袋に突っ込むことにした。
ふと、靴底を見ると右側の靴底が抜けている。革底なのだ。
以前にも一度修理を依頼している。一度くらい無理して履いて、修理に出すか、或いは時間があれば新しく買うか。そのようなことを考えて、家を出た。千歳空港に到着すると、義弟が迎えに来てくれていた。初日は妹の家に泊めてもらうことになっている。高齢の両親に余り負担を掛けたくない。
妹の家に入って、荷物を解いているときに、靴がないのに気がついた。自宅を出るときは靴袋を肩に掛けていた。電車に乗って一度乗り換えて三宮について、薬局に寄ってからポートライナーに乗って、空港でお土産を少し観てゲートを通って、待合で待って、飛行機に乗って、下りて、義弟と会った。荷物は預けず、すべて機内持ち込みだった。
千歳空港は考えられない。エアラインから順に電話を掛けていった。結局、最初に乗った電車に置き忘れており、電鉄会社の忘れ物センターに届いていた。
実家の近くにイオンがあり、そこの靴屋に靴を買いに行った。私は革靴を買うときはいつも同じ店で買っている。その店以外で買うのは初めてというか、記憶にない。値段の方はピンキリである。ちょっと迷ったが、普段買っているブランドの靴があったので、それにした。ちょっと自分が思うものと違う感じだったが、その周りに並んでいる靴の2-3倍のお値段である。随分高いなと思いつつ試し履きして、買うことにした。大量の割引券をくれた。それから、イオンのくじ引き券もくれた。
随分高い買い物をした気分で、クラス会に出かけた。天候は不安定で雷雨になり、水たまりだらけで足元の悪い中を昔の小学校の辺りを散歩する企画があり、底の抜けた靴だととても困難なことになっただろうと思う。ちょっと幸運だったかもしれない。
北海道はこちらより涼しかったが、それなりに汗を掻くこともあり、汗疹が治ることを期待していたが却ってひどくなったようだ。
沢山のお土産を持って帰宅し、今日は一日余した夏休み最後の日である。早速、忘れ物を回収しに行き、いつもの靴屋に持っていった。靴底の修理は何度でも出来る訳ではなく、二度が限界で、恐らく3度目の修理は無理とのこと。ただ単純に底を張り替える訳では無いのだ。修理費用は、北海道のイオンで買った靴の値段と同じくらい掛かるとのこと。しばし絶句。
「新品を買うと幾らですか。」
陳列棚に同じ靴が売られており、イオンで随分高いと思った値段のおおよそ二倍近いお値段が付いていた。
まぁ、何と比較するかによってコストに関わる印象は違うのだろう。いまはなかなかそれだけのコストを自分の靴に掛ける余裕は無いと思う。
一度は失った靴だが、無事に見つかり、あと一度は修理できるということなので、大切に履きたいと思う。
一人旅で、他にも忘れ物をしたり色々と大変だった。


ということで、4日間、美味しいものを沢山食べて、空いた時間は家族と話をして、それから読書をして過ごした。
北海道は涼しくて、走るには良い気候と思っていたが、雨が多い。着替えなど、持参するのも面倒と思い、そのようなことをしないつもりでいた。
今日は自宅に戻って犬の散歩、忘れ物の回収のあと、長女と買い物に出かけた。甲子園球場では、雷雨の可能性があるので試合開始が遅れていた。実際にかなり強い雨が短時間だが降り、気温が下がった。
夕食後、一休みしてから久しぶりに走りに出かけた。緩くエアコンを掛けている部屋の中より、外の方が涼しく感じる。長袖シャツ、ロングタイツにリストバンドをしてスタートした。
久しぶりなので余り無理をしたくない。オアシスロードから2号線に入り、山手幹線に抜けて芦屋川まで進み、芦屋川沿いを北に向かって開森橋を渡って芦屋の住宅地内を走った。甲南大学キャンパスを通って住吉川を渡り、阪急御影駅を通って石屋川沿いを下り、山手幹線を走って芦屋川まで、後は臨港線を走って帰宅した。
20.88km, 2h02m01s, 1239Cal, up/down 185m, lost water 2187mL, 24°83%
わりと涼しく、体力的にも余裕があったと思うが、遅いことには変わりなく、少々がっかり。
帰宅後は懸垂して、軽く筋トレ。