生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

何で走るかと聞かれた

明日は娘が旅立つ。
朝早くに空港に車で送り届けることになっている。天気は良さそうで良かったと思う。
最後の晩餐に、彼女はうどんをリクエストした。私は帰宅が少し遅くなり、マイクロウエーブで暖めて一人で食べた。
色々と準備していたようだが、そこそこ杜撰なところがあり、直前になってウエストバッグを引っ張り出したりしている。
もう少し念入りに、あらかじめ打ち合わせておけば良かったかと思う。
大切なものの優先順位を十分に理解していないのかもしれない。或いは、その大切なものをどうやって守るかが分かっていないのか。


先日、同僚に、どうして走るのかと聞かれた。
少し、返事に困った。
自分は、そういうものなのです。私はそれが好きで、そうしているから自分なのだということを先日思い出した。それで私は走っている。
体つきが変化したり、健康的になったりするのは二次的なもので、私はそれを期待しているわけではない。そのようなベネフィットはただの結果である。私はあくまで心地よく走りたい。目的はそのことで、自分が何ものかを知るために走っている。
走ったことで実感できた最も大きなベネフィットは、自らの老いを知ったことと思う。
自分が自分であるために、走っていますと言ったところで、理解されそうに無いし、追加の説明が面倒くさそうだったので、てきとうに誤魔化した。