生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

マラソンのトレーニングの進展状況

夜半からの雨が昼過ぎまで続いた。夕方には上がり、帰宅する頃には少し太った半月と冬の星座が見えた。
暖かで、路面は濡れているがジョギング日和と言って良い。
しかし、残念ながら片付いていない期限付きの仕事があり、暢気に走っていられない状況である。
帰宅後、すぐに食事を済ませてパソコンに向かった。一度犬と散歩に出かけてオアシスロードを走るジョガーを見かけた。みんな随分速い。自分がどれくらいのスピードなのか客観的に見定める手段がない。一人で走ると比較の対象がないので、本当に分からない。
およそ30年前にフルマラソンの自己記録を作った。2時間52分だった。思い通りに走れて、とても気持ちが良かった。その時は随分練習していたと思う。
走るのを止めたあとも、2年くらい時間があればマラソンを走り切る練習が出来るはず、と漠然と思っていた。
昨年の夏にジムに通い始めて少しずつベルトの上を走るようになって、それからベルトから降りて、路上を走り始めたのが今年の3月だから、本気で走り始めておよそ10ヶ月ほどになる。
その間に、当初思っていたより自分自身がずっとタフであることを発見した。30年前でさえ、これほど走り込むことは出来なかったと思う。但し、自分が思っていたよりずっと肉体的に歳を取っている事にも気付かされた。軽やかに心地よく走るには、若さに裏付けられた筋力が必要なのだ。年老いた人が走れば、体力に余裕の無い年寄りが走っているように見える。そう見えると言うことは実際にそのような走り方になっていると言うことである。
当初考えていた2年のトレーニングというのは、わりと良い線をいっている。脚力と心肺機能をある程度戻すにはもう一年必要だと実感している。一方で、時間を掛けるほどに身体の衰えも進む。
53歳になってまたマラソンを走ってみる気になったのは、老化を考えるとギリギリのタイミングだったと思われる。
今は三時間半くらいなら、走り続けられるが、何しろスピードが上がらない。3時間半でマラソンを走り切るようなスピードはとても出せない。ゆっくり走れば時間が掛かり、体力的な不安も募る。
あと2週間あまりでレースだが、今回の一応の目標は、立ち止まらずに走り切ることである。現段階でゴールタイムを予想すると、恐らく3時間55分程度。あと一年走り込めば(もうひと夏過ごせば)3時間40分くらいの目標は立てられると思う。
走り始めて、幾つかのことに気付いた。繰り返しになるが、

  • 自分は思ったよりかなりタフである。
  • 自分は走るのが好きである。
  • 昼間より夜の方が走りやすい。
  • 暫く走らずにいた間に、自分の筋力は大変衰えている。
  • 残念ながら、相当歳を取ってしまっており、これはどうやら練習で埋め合わせることは出来ない。
  • しかし、自分でも驚くほど熱心に走っている。
  • そして、今のところまだどこも壊れていない。

明日は良いお天気になるようだ。