テレビを見ない生活をしていると、ワイドショウやバラエティ番組の話題と縁が無くなる。
主たる情報源はインターネットと、宅配の新聞である。
レポーターの大げさな表情やイントネーションで視覚や聴覚から刷り込まれるよりも、いくらかは冷静に情報を読み取ることが出来るはずである。
よく見かける女優さんが、ロック歌手との不倫を報道されていた。
清純なイメージで売っている女優さんで、営業的には大きなダメージらしい。
大変気の毒である。
- 素敵な出会いと思ったら、その相手には既に配偶者が居たという不運。
- 離婚のもめ事に巻き込まれたという不運。
- 自分の気持ちを偽らねばならないという不運
- ほとんど関係の無い人たちの（私を含む）勝手な先入観でジャッジされさらし者にされる不運
誰もが恋をして、関係を育む自由がある。
特に気の毒と思うのは、ほとんど関係の無い人たちの前で、心にもない嘘をつかされること。おそらく、仕事上のしがらみと、相手の離婚沙汰に対する配慮によると思うが。
自分の気持ちに正直に生きるべきだ。
そのためには、すべてをキャンセルする覚悟があればよい。
しかしながら、すべてをキャンセルする事は思いの外難しい。
自分の気持ちに正直に生きることと、自己矛盾を大目に見る事は違うはずだ。
