生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

焼酎・中毒

先日、マラソン大会で鹿児島に行った時に、何か土産を買おうと思った。
42キロあまりを4時間近く走った割に、私は元気で、指宿市内を散策して温泉を探し、駅まで歩いた。
JRの鹿児島中央で降り、駅地下のデパートで土産を探そうと思ったが、残念ながら余り時間がなかった。取りあえず、目に付いたのが薩摩揚げと鰹節で、その後酒屋を覗いて焼酎を買ってみようと思った。ちょっと気になる名前の芋焼酎を選んだ。「薩摩維新」というラベルに「農林二号復活栽培」と表示があった。芋が原料であろう。
私は、飲めば美味いか不味いかは分かるつもりである。ビール、日本酒、ワインはたまに買って飲むが、焼酎を自分で買うことは今までなかった。家で焼酎をのむことも、まぁ無い。駆け出しの社会人時代の上司が酒好きで、夕方から職場で酒盛りをしていた。仕事を切り上げてお付き合いした。大変お酒にはうるさく、美味しいお酒の味を教えていただいた。私は酒の名前はあまり知らないが、飲めば美味しいかどうか分かるつもりである。
当時、同僚に九州出身者がおり、酒盛りに焼酎が出てくることもあった。お湯で割るか、氷を浮かべるか、どちらかだったような記憶がある。
買ってきた焼酎がどれほどの評判なのか、まるで分からず、取りあえずお湯で割ってみたがすぐにぬるくなってなんだかぴんとこない。ロックで飲んでみると、何となく飲みやすく良い感じだ。900mLの瓶を買ったが、そろそろ無くなりそうだ。一ヶ月近く楽しませてもらった。また、焼酎を何か買ってみようかという気分になった。


今日から、新人達と実験を始めた。最初に幾らか解説をして、取りあえず一通りの手技を習得してもらう。
男子学生が多く、こちらもやりやすい。
ちょっと急ぎの仕事があったので、今日は走らなかった。お陰で何とか見通しが付いた。
本日は節分である。明日が立春だろうか。少し早めに帰宅し、太巻きのお寿司を食した。いつの間にか、我が家でもこの習慣が定着した。食べ物が絡むと定着しやすいのだろう。私は黙々と味わって食べる。子ども達は南の方角を向いてかぶりついたらしい。
バイトから戻ってきた妻は、頭痛を訴えていた。アレルギーのシーズンが始まったことが関係しているかもしれない。息子は国語の勉強が捗らずに拗ねていたが、文学部に通う次女がいろいろと助言して機嫌を直していた。わりと上手に教えている。


著名人の覚醒剤使用が大きなニュースになっている。悪い友人に誘われたのだろうと思う。根底にはそのような行為が自らにどれほど悪い影響を与えるかについての無知があると思う。愚かな行為の代償が何であるか。きちんと教えないとならない。
初犯ならば、執行猶予が付くらしいが、執行猶予中に再犯に及ぶ可能性が高いだろう。こういった薬物汚染を防ぐにはとにかく教育が大切である。厳罰化は分かりやすい教育と考えれば意味があると思う。
30年前に取った講義ノートには、覚醒剤中毒は薬物中毒の中で最も習慣性が強く、離脱するのが難しいと書いてあった。もちろん意志の強さが求められるが、そもそも意志の弱い人たちがこの薬物に手を出すこと。意志の強さ云々を越えた薬物の習慣性を認識すべきである。つまり手を出すな、と言うことになる。
薬に依存すると、薬を手に入れるために平気で嘘をつくようになる。残念だが、薬物中毒に陥った人の言うことは一切信用できない。