普段通り、電車で職場に出た。
午前中は主に自分の仕事と、午後の会議の準備に追われていた。
午後は会議を３つハシゴし、その合間に学生さんの発表を聴いた。
ドタバタしているうちに一日が過ぎた。ほんの少し前進したようだ。
早めに帰宅。電車の中では例によってウトウトしていた。
昨日は走らなかったし、時間的には少し余裕があると思い、いつもより長めに走る積もりで準備していた。
夕食は珍しく家族が揃った。息子はクラスメートや塾の友人達の推薦入試結果の情報を仕入れてきて話題の提供をしている。息子は本命の公立高校の一般入試が控えている。恐らく、友人達の中で最後に合否が決まる。友人達が次々と進路が決まっていく中で、いろいろと複雑な気持ちで居ると思うが、それらが学習のモチベーションを高める方向に働くと良いと思う。今日は機嫌が良かった。自分でも、随分勉強しているという自覚がある様だ。
次女は今日から近所の回転寿司店でバイトが始まるそうだ。公務員試験のための勉強も始めている。三女はアルバイト先で大量のレタスを剥いているらしい。
妻は、お菓子工場のバイトで、普段やり慣れぬ仕事を手伝った話しをしてくれた。お菓子工場のバイトでは、時々製品をお土産にいただいてくる。
食後に走る時は、おなかの具合に用心しなくてはならない。必ずトイレに寄ってから、それも着替えて走る格好になってからトイレに行くべきである。今日もそのようにしていたら、結局走り始めるのが遅くなってしまった。駅からの帰り道に、わりと暖かいと感じたが、ゆっくりと走るつもりで着込んで出かけた。ロングタイツにオーバーパンツ、アンダーシャツに長袖シャツ、ジャケットを重ねた。ネックウォーマーにニット帽をかぶった。
今日は反時計回りに山手幹線を西に向かい、４３号線を戻ってくる予定で居た。オアシスロードを走って阪急夙川から山手幹線に出た。
走り始めて何カ所かトイレに寄れる場所がある。阪神香櫨園駅、阪急夙川駅前の雑居ビル、阪急芦屋駅近くの公衆トイレ。これらはいずれもわりと入りやすく、設備も整っている。一応、トイレは自宅で済ませて居るので、大丈夫かと思い、夙川駅をスルーして、山手幹線に入ってちょっと調子が悪いと思い始めた。これは少し遠回りだが阪急芦屋の公衆トイレに寄るか、と考えながら走っていた。山手幹線沿いのJR芦屋の駅ビルにもトイレぐらいあるだろうと思い直して、寄ることにした。地下駐車場に降りていった。営業時間内なので、トイレはある筈と思い、見取り図を見て地下二階のトイレに行くと、女性用のみだ。男性用は地下三階とある。階段に戻り、地下三階の男性用トイレを探した。探し当てると、鍵が掛かっており、八時以降は別棟のトイレを使えとある。別棟のトイレを探し当てると、やはり鍵が掛かっており８時半迄とのこと。駐車場は営業時間なのにトイレ締めて、悶絶する利用者が居るのでは無いかと心配になる。私は悶絶までは行っていないが、かなりがっかりしたことは慥かである。
駐車場は諦め、駅ビル本体に向かうことにした。ちょっと今さら阪急芦屋の公衆トイレまで走るのは無理というか危険な雰囲気になっている。駅ビルもほとんどの店が閉店していたが、まだエスカレーターが動いており、入り口の案内を見ると三階にトイレがある。三階のフロア案内を見ながらトイレを探すが、ある筈のところに見当たらず右往左往した。バリバリのジョギングの服装で閉店近い駅ビルの中を彷徨くのはかなり怪しい。ようやく発見し、用事を済ませたが、これで恐らく１５分ほどロスした。三階のフロアの上りエスカレーターは動いていたが、下りエスカレーターは止まっていて、階段も見つからず、ビルから元の道に戻るのにさらに難儀した。
ジョギング途中でトイレに寄ることは今までも何度かあったが、暖かい便座に座ってしまうと走る気力が萎える。この気分は経験者にしか分からないだろう。
スタートが遅れたのに加え、４キロ地点で大きなタイムロスで、どうしようか近道して帰ろうかと思った。当初は都賀川までと思っていたがさすがにそれは諦め、とにかく阪急御影を回って石屋川まで走ることにした。石屋川沿いを４３号線まで下って、あとは４３号線から芦屋川沿いに下り、臨港線を走って戻った。
21.21km, 2h08m28s, 1271cal, up/down 126m, 7°/87%
調子はあまり良くなかったかもしれない。とにかく、JR芦屋で迷子になってペースが乱れた。ゆっくりと汗を描きながら走るという意味では、目的を達成したと思う。途中少しだけ雨が降った。
帰宅後に犬と散歩。ついでに公園に寄ったが、調子は今ひとつで、いつもの半分程度で止めてしまった。
目が痒いのは花粉の所為なのか。
走り終わってストレッチをしていたら、長女から連絡があり、自主制作した絵が大学の展覧会に入選したとのこと。さらに明日は寿司を食いに行くとやらで、何にせよめでたい話しである。
