生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

インディにジャーニー

今朝も風花が舞う空模様だった。
朝から本部で会議があり、いつもの駅から逆向きに電車に乗ったあとで、自宅に白衣を置き忘れたことに気付き、妻に車で届けてもらった。せっかく昨日職場から自宅に持ち帰っていたのに、カバンからわざわざ出して置き忘れた。
忙しいなか、妻には余計な手間を取らせてしまった。
会議はたいへん有意義だった。
午前中のうちに、職場に戻ることが出来た。革靴で、右足小指のマメが当たり痛む。一昨日の試験を受けて、合格した人が挨拶に来た。会場で激励を受けたことについて、感謝の気持ちを伝えてくれた。
残念ながら、合格できなかった人たちとも少し話をした。
自分自身の実験と、学生さんたちと、実験手法ついて討議。
移動中に次女からメッセージが入り、昨日からの発熱はインフルエンザBと診断されたとのこと。参ったな。
さほど高熱にはなっていないが、かなりしんどそうである。
家族の誰かに感染する可能性があり、それが私かもしれない。
次女がインフルエンザ、、と言った途端に職場のメンバーは引く。まぁそうだろう。
昼飯を食っていたら、今度は長女の方からラインのメッセージが入った。これはちょっとした事件である。
5月に近所(と言っても2つ隣の州)で彼女のお気に入りのロックバンド「ジャーニー」がライブをするので見に行くとのこと。それは良かったな、だが、場所が、インジアナポリスモータースピードウエィだという。
ちょっと待て、5月にインジアナポリスといえば、500マイルレースのことでは無いのか、と言うと、そうらしい。
インジアナポリス500マイルレース、所謂インディ500は、恐らく世界最大のモーターレース。一周2.5マイル(約4キロ)角丸長方形のコースを200周まわる。40万人の観衆を集め、予選ラップでは平均速度350キロを優に超える。
モナコのグランプリレース、ルマンの24時間耐久と並び、世界三大レースの1つに数えられるインディ500の前座イベントを見に行くというのだ。レースも見たら良いんで無いか。というと、その気になったらしく。早速チケットを確保したようだ。
なんということだ。お父さんを差し置いて、インディ500をナマで一人で見に行くとは。
確保した席は、ターン3とターン4の間のようだ。一番安い席らしいのだが、恐らくターン3はファイナルラップの勝負どころとなると思われる。嫌すごいなうらやましい。実は長女は21年前の留学の際にロングビーチでインディカーレースを一度見ている(その時は1歳だったが)。レースはアルアンサーJRが優勝し、アメリカ人達は大喜びしていた。私はルーキーだったビルヌーブの息子を見に行った。ストリートコースだったので、オーバルとは随分雰囲気が違ったが、面白かった。その後、帰国後にツインリンク茂木でインディカーレースを見るはずが、慥かこのときは熱を出したか何かで行っていないはず。モントーヤが優勝したと思う。関東に住んでいた頃は、何度か茂木にレースを見に行っている。自宅でも、私がモータースポーツのテレビ中継を見ていたので、そこそこ経験があるはず。しかし、インディカーのオーバルコースの面白さは、実際にレースを見ないとなかなか分かりにくい。それを実際に見に行くというのだから、うらやましい限りである。
今日も歯科診療を受けて、帰宅すると8時を少し過ぎていた。夕食を摂っている最中に妻が帰宅した。バイトの話しはほとんどせず、バイトに行くまでのいろいろな忙しさでたいへん疲れている様子だった。
私は、走りに行く準備を万全に整えて、一度は玄関まで降りたが、結局走ることを取りやめた。
次女のインフルエンザも気になるし、妻の疲れ具合も心配である。
明日のための調べごともしなくてはならない。ということで、今日は走らない決定をした。風呂に入って、仕事をして、今はこうして日記を書いている。


インディカーレースとエフワンは違う。
見かけは似たところがあるが、エフワンはヨーロッパのチームが参加しているのに対して、インディカーはアメリカのレース。他にもルール上の違いは多数あるが、まぁエフワンみたいなレースというのに大きな間違いは無い。インディカーレースとかインディ500マイルレースとか、そういう名前で呼んであげた方が良いと思う。
エフワンはグネグネと曲がりくねったサーキットでレースをする。インディカーにはロードコースもあるが、オーバルコースを使うのが大きな特徴。