生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

道路は孔だらけだ

バイクが車検の旅に出ている。
わりと新しいので、特にこれといって直すところはないはず。タイヤは前後変えたばかりだし、ブレーキパッドも同様。強いて言うと、バッテリが少々弱っているかも知れないが、これは車検とは余り関係がない。
バッテリは二年半ほど前に交換している。
車検と同時に、リコールになっているドライブシャフトも交換することになると思う。
息子は予定通りの時間に起きて、自転車に乗って学校に行ったようだ。新しい担任は、いろいろな評判を聞くが、息子は悪くないと思っている。厳しい先生だが、裏表がないという評価である。
私の仕事の話。
月曜日は昼休みを挟んでふたコマの講義で、午前午後に同じ話をしなくてはならない。今年から、全て板書で授業をする。これは大変価値のあることと思っている。ただ、疲れるし、私は余り字が上手でない。もっと丁寧に書かねばならない。また、リハーサルを念入りにしておく必要がある。
昼休みは一時間あるが、午前の部が終わって飯を食って、午後の部の少し前に講義室に行くので、休み時間がほとんど取れない。午後の部が終わったら、そのまま会議である。
研究室の学生さんと話しをする時間がなかなか取れない。
残念であるが、仕方が無い。
帰宅して夕食。妻が職場復帰して、私としては寂しい限りだ。怪我をしている間は帰宅すると妻が居た。一緒に食事をしたり、妻に頼まれて買い物に行ったりしていた。
食後にひと休みして、ちょいとアコギを搔き鳴らして、それから走りに出かけた。
ロングタイツ、短パン、アンダーシャツ、長袖シャツ。帽子。イヤホン、手袋、帽子。かなり、温かめの格好である。
20.33km, 1h59m44s, 1209cal, 119m
臨港線から芦屋川経由で43号線に出て、石屋川沿いを走り、阪急御影を回って住吉川から山手幹線を走って戻る。
走っている間、私はずっと路面の孔を眺めていた。マンホール蓋を観察していたのだ。気にしながら走ると、この世の道は穴だらけだと言うことに気付く。
自治体ごとに、マンホール蓋は意匠が凝らされている。
西宮市は、こんな感じ。我が家の周辺では、マンホール蓋の8割はこのデザインである。
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手前にある野球場は阪神甲子園球場である。甲子園は西宮市内の地名である。昔は西宮球場があったが、今は取り壊され跡地がショッピングセンターになっている。甲子園球場は、兵庫県西宮市にある。大阪ではない。
その背後にあるのは、酒樽と酒蔵の様子である。周囲には桜の花がデザインされている。
野球場、日本酒、桜はいずれも西宮を代表するものと言って良いだろう。
神戸市のマンホール蓋は、かなりつまらない。
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真ん中に神戸市の市章があしらわれている。大きさは大中小とあり、細かなデザインにはバリエーションがあって、それはそれで面白い。市章がシャネルのシンボルに似ていると思う人は、ちょっと気をつけた方が良いだろう。このマークは神戸市(かうべ)の「カ」をデザインしているそうだ。
消火栓の蓋は、目立つように黄色く塗ってあり、意匠も凝っている。
四種類のデザインを見かける。
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一番上は恐らく最も古い。神戸の市章とアスタリスクのようなマークは消火栓のマークかも知れない。(水道局のマークのようだ。水をデザインしていると思われる)マンホール蓋は、踏んでも滑らないように表面が立体的になっている。
二番目は神戸市を象徴する異人館や港の景色である。
三番目は様々な謎の意匠が含まれる。右上から時計回りに、異人館、ハーバーランド、花火、港大橋、調理師?ワイングラス、葡萄、野球場、ポートタワー、カモメ、船、中華街?、紅葉と滝、ケーブルカー、羊。並べりゃ良いってもんでもないと思う。
最後は女性の横顔に見える。
このところ、走りながら地面ばかり見ている。レアなマンホール蓋を見るとテンションが上がる。思わず立ち止まり、写真を撮る。
他にも
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緊急栓とある。震災などの非常時に使うのかも知れない。港大橋とポートタワー。ちょっと位置関係がおかしいが、
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これは、上下水道とは関係なさそうだが、測量の基準点を覆っている蓋らしい。
夜にジョガーが地面に向けてフラッシュを焚いて写真を撮っているのはかなり妙な雰囲気と思う。
マンホール蓋を見ていると、市の境目が分かる。走ることのモチベーションとなる。