生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

サーチライトは自分自身を照らす

立派な発明で、世の中の役に立っているが、一部の誤った使われ方で大変な迷惑を被るものの1つとして、スマートフォンを挙げたい。使う立場の所有者が、逆に使われる状況がしばしば生じる。
夜間にジョギングしていると、スマホを眺めながら隙だらけで歩いている人をしばしば見かける。サイクリング用自転車で夜の幹線国道をスマホを眺めながらライディングしてる人さえ見かけた。いま、夜中の一時過ぎに帰ってきた娘は、とにかく夕食を取りながらスマホを弄っている。このあと風呂に入るはずだ。明日は一限から講義があると言っている。バーナーズリーが言っていた何かが、スマホとSNSで実現していると思われるが、何か記憶が曖昧なので『Webの創成』を読み返してみる必要がある。要は使い方なのだろう。
先日、ノーベル賞を受賞した青色ダイオードの技術によりLED照明が格段に進歩した。かつては発光ダイオードなどと言われせいぜいホタル代わりだったものが、今はLEDである。我が家の室内照明も電気代の節約を意識し、大変なコストを掛けてLEDランプに交換した。明るいが眩しい。なんだか馴染めない。眩しいのに十分な明るさが無いような、妙な気分である。
ジョギング中に、自転車のLED照明のまぶしさに閉口させられる。また、住宅地で突然サーチライトに照らされることがある。センサーで自動的に照明を付けるのだろうが、照らされ方によっては犯罪者扱いされた気分になり緊張を強いられる。
この様な使用方法が一般的になったのは、LEDランプの優れた特性によるものと思われる。すなわち、消費電力が低くランニングコストが少ない。また、球切れの心配が少ないのでメンテナンスが楽である。従来であれば、大変大げさであった防犯用サーチライトの設置が、手軽に誰にでも低コストで出来るようになったわけだ。私は、ジョギング中にあちこちで照らされている。
自宅近所にもサーチライトを設置している家がある。自宅の玄関を照らせば良いと思うが、大抵は往来を照らしている。
近所に開店したばかりの飲食店が、突然店の周囲の舗道に向けてLED照明を付けた。店頭にドリンクの自販機があり、私は夜のジョギングのあとに犬と一緒に寄る。するとピカッとLEDランプに照らされる。ものすごく明るい。照らされたあとにモタモタす していると赤色灯が回転しサイレンまで鳴り出す。(小さな音だが)しかも、3つのランプが次々と光り続ける。いくら何でもやり過ぎと感じる。犬が嫌いなのかと思い、そこの自販機に寄るときは犬のリードを短くしてぐいぐい引っ張りながらソソクサと離れることにしていた。人が通ると明るい照明が付くので、交通安全には貢献している。
どういうつもりなんだろうと思っていたら、暫くして店主が貼り紙をした。夜間から明け方に掛けて、悪戯に悩まされていて、その対策としてサーチライトを設置しているとのこと。たしかに、LED照明というよりは「サーチライト」である。随分悩まされている様子で、お気の毒である。そんな悪戯をする人が近所に住んでいると思うと、あまり良い心持ちがしない。何故その家だけ狙われるのかも分からない。証拠になる画像を警察に提出し相談しているそうだ。早く事件が解決して、サーチライトが外されるか、あるいはそれほど明るくないランプを自分の家の側に向けて設置すれば良いと思う。


寝不足である。
月曜日はどうしても就寝時間が遅くなる。これは自宅に持ち帰る仕事を片付けなくてはならないため。大変眠い。帰宅途中も電車の中でうとうとしている。寝過ごさずに無事に最寄り駅で降りることが出来て大変嬉しい気分になる。歯科に寄って、少し帰りが遅くなった。足どりは重い。気持ちの問題と分かっているので、音楽を聴きながらゆっくり歩くと覚悟を決めている。
妻が既に帰宅しており、私が帰ると夕食の支度をしてくれた。
今日は走りに行くのかと尋ねられたが、曖昧に返事をした。実際、そういう気分だった。
今日は少し早めに寝る必要がある。明日は雨の予報である。少し疲れている。短く走ることにした。
暖かめの恰好で、家を出た。阪急夙川までゆっくり走り、越木岩筋をゆっくりと走り、苦楽園駅前から苦楽園筋を走って坂を上っていく。結構距離があり、勾配も急である。交番からなだらかな起伏が続き、日の出坂を下って六麓荘の丁字路から坂を下る。43号線まで出て、芦屋川沿いを通って臨港線に入り、帰宅した。
12.14km, 1h13m31s, 728cal, u/d 132m, 20°60%
本当にゆっくりと走ったが、余裕があったわけではない。プリンスのDiamonds and PearlsをBGMにした。
犬と散歩がてら、くだんの自販機に寄ってから鉄棒にぶら下がった。