生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

旧西国街道

雨が降らず、梅雨の晴れ間となった。
少し早起きして、神戸の山奥に向かった。
早めに寝たつもりだったが、起きるのも早いので相殺される。結局寝不足である。
1時間ほど電車に揺られる間、立ちっぱなしだった。
お昼に職場に戻るのに三宮で地下鉄からバスに乗り換えるが、どうもバスが間引き運転しているようだ。随分待たされ、全くの時間の無駄である。
到着後は、急いで昼食を済ませてすぐに新入生達の実習の監督役を務める。先日、同僚に頼まれて急遽交代することになった。2つのグループを担当したが、一方のグループに集中力に欠ける子が一人紛れ込んでいて、他のメンバーが気の毒だった。あんたら、もっと必死に頑張らんとヤバいンちゃうんか、と言いたかったが黙っていた。
温かく見守るのが仕事である。
結局、午後は全てそれで潰れて、結構辛い。やらねばならないことが山積なのである。
帰宅すると、家には誰もいない。薄暗い玄関で、犬が心配そうに出迎えてくれた。
食卓に妻からの伝言メモがあり、三女はライブを見に行っている。息子は学校帰りに病院に寄るとのことで、先に帰っていたら犬の散歩ヨロシクと書いてあった。犬は散歩のパートナーが見つからず,不安な気持ちでいたようだ。
散歩から戻ると、丁度妻が帰宅したところで、それから息子も帰ってきた。
夕食が始まるまで、持ち帰った仕事を片付ける。
夕食後は一休みしてからジョギングに出かけた。
今日はいつもと逆、つまり尼崎・伊丹方面に向かうことにした。旧西国街道を走ってみたいと思った。
阪急夙川近くから山手幹線を東に向かい、廣田神社の参道を上る。高校の脇から旧西国街道に入る。
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国道171号線に平行して通っている。阪急今津線の門戸厄神駅前辺りはかなり賑やかだが、それ以外は静かで車の通りも少ない生活道路である。実に好ましいジョギングルートで、久しぶりに興奮した。
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何というか、住宅地の造成の結果、道が出来たというのでは無く、もともと街道があり、それに沿って家が建ったという感じでわりと狭く少し左右にうねっている。。
しかし、この道が楽しいのは武庫川の手前までで、武庫川を渡ってからはかなり厳しい。
橋が甲武橋しかないが、本来はもっと上流側に「髭の渡し」と呼ばれる渡しがあって、船で武庫川を渡っていたそうだ。そのため、武庫川から先は旧西国街道が途切れて、国道や、歩道が無い(従って街灯も無い)自動車道を走らなければならないところがある。171号線沿いの歩道は、色々な人々がたむろしていて走って楽しいものではない。
昆陽寺を過ぎたところで伊丹市内に入り、もう旧街道をトレースする余裕も無くなった。
大回りして武庫之荘辺りを走って、阪急を超えてすぐの橋を渡って西宮に戻り、山手幹線から今津線沿いを走ろうと思ったが、線路沿いは通れず、市内をぐちゃぐちゃと走りながら何とか自宅まで帰り着いた。
21.80km、2h29m06s、1367cal, u/d 64m, 25°89%
長袖のアンダーシャツを着て長袖二枚重ねだったが、かなり暑かった。相当な汗をかき、途中ドリンクを三本飲み干した。最後の方は完全にバテていた。とても筋トレする余裕は無かった。
コースは、旧西国街道を通ってその前後をよく考えれば、フラットで走りやすいコースを作れるかも知れない。明るい間に走れば、色々な発見がありそうだ。
伊丹市のマンホール蓋
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たぶん、そんなものかと予想は付いたが、昆陽池の渡り鳥がデザインされている。白鳥だけで良いと思うが,隙間にもびっしりとカモのような鳥がいる。鳥が苦手な人にはきついかも知れない。消火栓の方は消防自動車のデザインでなかなか面白い。
帰宅後、次女と日本酒を飲んだが、苦手な味とのこと。