生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

カバンを買った

通勤といっても、毎日大学に通っているので通学のような感じである。
先日まではバイク通勤だった。ライディング中は、なるべく身体を自由にしておきたい。カバンは背負わずにリアのトランクに入れていた。使い勝手から、リュックを使っていた。
ずいぶん昔から、吉田カバンの製品を使っている。恐らく、自分が学生の時から使っていると思う。
今まで使っていたのは、一層のスリーウエィバッグで6-7年前に手に入れたはず。
ジッパーを開くと中が一つの空間になっているのが一層、ジッパーが二列になっていて、二つの空間に別れるのが二層である。スリーウエィというのは、基本は手提げカバンだが、肩紐を付ければショルダーバッグになり、肩当てを引っ張り出すとリュックサックのような使い方も出来るもの。
防弾チョッキと同じ素材が使われているとのこと。詰まりは、丈夫ということだろう。黒一色だが、なんとなく格好良く感じ、気に入って買った。まぁ別に銃で撃たれる心配をしたわけではない。A4サイズのファイルが入って、偶にパソコンを入れることがあって、弁当箱に眼鏡ケースや水筒などゴチャゴチャと突っ込んで、丁度良いサイズである。
電車通勤を始めてからは、ほとんどリュックサックとして使っていた。
案外人気があるらしく、全く同じカバンを背負った人にしばしば出くわす。男性ばかりだが、余りおしゃれな人は居ないようだ。以前、電車で隣り合わせになった同じカバンを持った中年男性は、そのカバンから、有名女性タレントの写真集を大事そうに取り出した。彼は無言で電車の中でそれをしげしげと眺め、表紙にキスをした。表紙の写真を舐めた、という方が正確な表現かもしれない。それから、ページをめくり始め、写真集の中の写真一コマずつにキスをし始めた。芸能人は本当に辛い仕事なのだと痛感したと同時に、こういうカバンを選ぶ人はちょっと他からは理解しにくい性向を持っているのかも知れないと思った。
その防弾チョッキの素材のカバンは、ファスナーの辺りが酷使に根を上げて綻び始めた。雑に使っているせいもあると思う。買い換え時なのかも知れない。娘達が使っているようなリュックサックでも、荷物を運ぶという用は足りる。しかし、カバンは人前で持ち歩くものなので、余り安っぽいものやヨレヨレの物は宜しくないと感じることが多い。つまり、これを機会に少ししっかりした物を買おうと思った。
今日は、少し早めに職場を出て、三宮駅前のショッピングセンターの鞄店に寄った。店員にいろいろ相談しながら、結局、気に入った物を見つけた。大きさや使い勝手は今までと変わらないと思う。一層のスリーウエィバッグである。素材が艶のある感じ。
見て気に入ったので、それが全てである。
もう少し中に仕切りがあった方が良いかと思った。今使っているバッグにはいろいろと仕切りがあったが、結局ほとんど使っていなかった。寧ろ仕切りやポケットが少ない方が使い勝手が良いかもしれない。弁当箱が入ればまぁ良いかと思った。
大事に使おうと思う。
古い方は、修理してもらえるようなので、相談してみることにする。
カバンを運ぶカバン(紙製の手提げ)を持って帰宅した。丁度妻も帰宅したところで、これから夕食の支度を始めたところである。
長女が、夕食を取りながら酒を飲むと言い出した。
いろいろとストレスがあるのだろう。ひと仕事片付いたと言っていたので、その開放感に浸りたかったのかも知れない。
私も相手をしたいところだが、今日は走ると決めていた日である。
これから走るよ、というと、「私も走れば良かった」と後悔していた。すでに酒を口にして上機嫌になっていた。
娘の相手をするために近道をして帰ろうと思って、臨港線を西に向かった。南芦屋浜を通り、橋を渡り深江浜から稲荷神社の参道を走って女子大・女子校の脇を上っていった。この坂は80メートル以上の高低差がある。そのまま開森橋を渡って、下れば近道だが、走りながらいつものフルコースを逆に走る決心をしてしまった。六麓荘から北高の脇を通って直進し、リハビリ病院の前を通って県道を下った。逆回りの方がキツいと思う。下りは足が付いていかずスピードが全く上がらなかった。
フル装備でかなり暖かめの格好をしていた所為もあるかもしれない。
21.1km, 2h08m27s, 1267cal, u/d 410m, 8°
ちょっと疲れた。
明日は、和歌山で会議。そのあと宴会がある。