雨上がりの爽やかな朝を経験した。
職場では朝からいくつかの打ち合わせ、実習の指導、そして、予定が合わずに講義に出られない人のための別建ての講義。少人数(数名)に対する講義は個々の学生のレスポンスを感じやすいので有意義だが、実際にはコスパが低く大変負担が大きい困難な業務となっている。
何とか昼食を摂る時間を捻出し、新入生と面談をこなし、出張に出かけた。
担当学生の実習先に学生を伴い事前の挨拶である。
先方の担当者は何度か行事などでお目にかかったことがある。狭い四人がけのテーブルに学生と二人並んで向かい、二人の担当者と向かい合わせて話をする。
初めての実習で、学生はずいぶん不安に感じていたようだ。担当者が大変厳しい人という噂がそれに輪をかけたらしい。
色々な注意事項を伺い、不明な点を学生が質問していた。話をしているうちに学生は励まされて、ずいぶん気持ちが楽になったようだ。そのうちに笑顔が漏れた。
先生の方が緊張してますね。
担当者にそう言われて、我に帰った。狭い席に学生と隣り合わせに座っているせいで汗が出ているのかと思ったが、違う。緊張していたのだ。
硬い表情で、ニコリともしないのが自分のスタイルの積りでいたが、ただ緊張しているだけだったのかもしれない。
訪問が終わり、学生と職場まで戻った。
実習先訪問は何度も行っているが、学生と二人で職場に戻るのは初めてである。電車でも、バスでも隣り合わせに座り、世間話をしていた。先生どうして緊張してたんですか。私まで緊張しましたとか何とか。
やはり、私は少しだけ、ナーバスになっていた。コミュニケーションが苦手なのである。苦手なので緊張するのか、緊張するから苦手なのかよく分からない。
昔からよく知らない人と他愛のない話しをするのが苦手である。歳を取って少しは克服したと思っていたが、そんなことはない。
自分のコミュニケーション下手を客観的に感じることが出来た。改めて克服したいと思う。
色々済ませて、済まないものは携えて帰宅。
ちょっと走って、戻ってきてまた仕事。
16.47km, 1h35m56s, 977cal, u/d 28m, 17°
長女はコンタクトレンズを使う積もりで居るようだ。
次女は終活真っ盛りで、皮膚に発疹が出ていたが少し収まってきた。
三女はドラマを録画してみていた。
長男は時間を大切に使うことに少し目覚めたように思う。
妻はバイト帰りに買い物して帰ってくる。
私は少し疲れている。