生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

自家用車でお迎え

我が家は大変狭い敷地に立つ一戸建てだが、自家用車を一台、大型バイクを一台、そして自転車を6台停めておくスペースはギリギリ確保出来ている。
自家用車は7人乗りのミニバンで、次女が生まれたときに新車で買ったので、22年間乗り続けていることになる。
駐車スペースと駐輪スペースに十分な余裕があるわけではなく、また、普段は自転車を出し入れする子ども達の配慮も十分でないので、車の側面は自転車が擦った痕で傷だらけである。古い車だが定期的に点検に出しているので特に問題なく稼働している。強いて言うと、燃費が悪い。
ディーラーに点検に出す度に、新しい車の購入を勧められる。今買い換えると補助金が出るとかいろいろ誘いはあるが、今の使い方であれば新しい車に買い換えるより少し燃費の悪い車を乗り続ける方が安上がりのようだ。定員が7名というのも大きなファクターである。家族が6人居るので、普通の5人乗りに代えるわけにはいかないのだ。あと数年して子ども達が家を出たら車を買い換えることを考えるかも知れない。
娘たちが大学に通うようになって、最寄り駅まで迎えに行くことがしばしばある。駅まではせいぜい2kmほどでそれほど遠くは無い。道のりが困難なわけでも無い。普段は自転車で駅に行く。出かけに天候が安定しないと自転車を家に置いていって、帰りは車の迎えを要請してくる。大抵は10時過ぎるので、安全面の配慮もあって迎えに行く。
今日は、ジョギングに出るときにSNSで「迎えが必要なら連絡せよ」とメッセージを残した。走り始めてすぐに長女から返信があり、10時40分頃に迎えに来て欲しいとのこと。しばらくして次女からも同じ時間に駅に着くとメッセージが入った。余り時間が無いので、遠くまで走るわけに行かない。6km過ぎたら引き返すくらいで丁度良い。川沿いの遊歩道から2号線に入り、住吉川の少し手前で引き返すことにした。鳴尾御影線を走って、深江から43号線に出て芦屋川沿いを下って臨港線を通って帰った。
12.54km, 1h14m33s, 748cal, u/d 50m, 2°
気温は低かったようだが、意外に調子が良く体が温まった。途中、妻からも「すでに帰宅したので迎えに行ける」とメッセージが入ったが、私が迎えに行くことにした。
子供たちを迎えに行くのはなかなか楽しい。短い時間だが、車中で今日の出来事に耳を傾けるには十分である。
車はもう少し保ちそうに思う。あちこちギシギシと音をたてているが、調子は悪くないし十分に役に立っている。何より、新しい車をほしいと思わない。運転は好きだし、車にも興味はあるはずだが。
あと十年経てば、老夫婦が古い車に乗っているという、それなりの絵になるかも知れない。