生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

吹田から走って帰る

朝から雨。
大雨が降って以来、雨粒を感じていなかったので随分久しぶりだ。ビニール傘を差して駅に向かって歩く途中で雨は上がってしまった。
仕事中にどこかで降っていたのかも知れないが、私はその後雨に当たることは無かった。
Jリーグの試合を見に行くことにした。
夜7時試合開始。吹田の万博公園にあるパナソニックスタジアムである。マラソン大会まであとちょっと十日ほどしかない。練習を兼ねて、吹田から走って帰ることにした。プランとしては、職場から一旦帰宅し、走り始める格好に着替えて電車に乗ってスタジアムへ。
試合終了後、そのまま走って帰る。
いくつか考慮すべき点があり、一つは晩ご飯。これはスタジアムに向かう途中で何か買って試合前に食べてしまえば良い。もう一つは天候。雨の予報が出ており、何時かのタイミングで降り出す可能性がかなりある。もう一つは経路。グーグルで検索すると、23kmとでた。地図上でイメージすると30km足らずと思ったが、意外に近い。問題は伊丹の大阪空港をどのように通り抜けるかである。グーグルの指示する経路は府道99号で空港の滑走路下をくぐり抜けることになっている。安全な道なら良いが好ましいと思わない。(改めてストリートビューを見ると、歩道はあるようだ)
千里川沿いに道があるので、そこを下って空港滑走路の南側を回り込み、国道171号線に出て武庫川を渡れば、後は慣れた道で、家まで7km余り。
道に迷えばスマートフォンの地図アプリに頼る。
予定より少し遅れたが、自宅より夙川駅まで歩いて阪急に乗り、蛍池でモノレールに乗り換える。十三駅のホームでおにぎりを2つ、菓子パンをひとつ買った。自宅に買い置きしていたカロリーメイトブロックを4本、ウエストバッグに詰めた。それから、念のためだが予備バッテリとケーブルも持った。あとは、少し余分の小銭とpitapaカード。
吹田のスタジアムはモノレール駅から遠い上に階段の上り下りがあるのが難点である。駐車場は結構広く、バイクの駐輪場がある。

席はゴールライン付近の最前列で臨場感は凄いが、試合の展開は分かりにくい。特に反対側のゴール前で何が起こっているかはほとんど分からない。
試合の方は、PKで大阪が先制し、その後膠着状態となった。ボール支配は札幌が優位だが、時々カウンター攻撃でヒヤヒヤする。アジア大会で主力が抜けているのが影響しているように思う。私の目の前で、札幌のリザーブ選手達がウォームアップを始める。小野選手はウォームアップのリーダーという雰囲気。残り15分ほどで呼ばれて出場した。十分活躍したと思う。終了間際に同点に追いつき、引き分け。後半は押しまくっていたので、もう一点ほしかったと思うが、相手の有ることなので仕方が無い。面白い試合だった。生で伸二のプレーが見られて嬉しかった。チャナティップ選手のドリブルも凄かった。これは生観戦の醍醐味でテレビでは分かりにくいと思う。
試合終了後、走って帰らねばならないのでのんびりしていられない。トイレに寄ってからスタジアムを出た。万博記念公園から外に出るのにまず迷った。結論としては自転車についていけば良いということである。
吹田市北部は万博に合わせて開発されたニュータウンである。丘陵地帯で起伏が多い。また、道路は整備されているが歩行者が少なく、自販機が余りない。

南千里から桃山台を通って府道二号線に入る。国道176号線を越えると府道99号と番号が変わる。道幅は狭く、歩道もでこぼこでジョギング向きでは無い。
空港が見えてきて、千里川沿いを南に下り始めてから生活道路では無くなった。真っ暗で月明かりも無く、この先どうなっているか分からない。何度も地図アプリで確認しながら、それでも道を間違った。千里川、猪名川に挟まれたところに空港があって、川を渡るのに苦労した。236号線を走って171号線に出て武庫川を渡り、あとは旧西国街道からいつもの道を通り自宅へ。
29.56km, 3h34m41s, 1950cal, u/d 163m, 29° 66%
帰宅すると12時30を少し廻っていた。
何度も立ち止まったせいで、なかなかペースを摑めず大変疲れた。カロリーメイトを食べたが、崩れて食べにくかった。ウエストバッグのジッパーが壊れてしまった。
それにしても、空港の周囲は大変走りにくい。巨大な空港がどれほど豊中、伊丹の町作りの邪魔になっているかが、走ってみて良く分かった。お気の毒と言うしか無い。
余り良い練習にはならなかったが、マラソン大会をイメージするには役に立ったと思う。