生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

2年ぶりに北海道マラソンを走った

唯一の夏のマラソンというのが、この大会のキャッチフレーズである。
コースは比較的フラットであるが、札幌市街地に長いトンネルがあり難所である。後半は新川通の直線がキツい。折り返しが見えず、体力を殺がれる。折り返したあとも直線は続き、北大構内に入るまでにどれくらい体力を残しているか。
前日、自分の勘違いで予定の飛行機に乗れず、神戸空港のANAカウンターの係員に随分と骨をおって貰い、2時間遅れて札幌入りすることができた。その2時間が後々に響いてくる。少し余裕を残して受付を済ませ、妹宅に向かった。地下鉄駅まで来るまで迎えに来てくれた。夕食が遅くなった。余りいろいろと考える余裕が無く、勧められるままにビールを二缶飲んだ。一寸呑みすぎたと思う。本来ならもう少し計画的に炭水化物を取るところであるが、ままならなかった。
目が覚めたのも、予定よりも2時間遅れて、朝食を済ませて余り時間がないままに地下鉄の駅まで送ってもらった。
かなりギリギリのタイミングで大通公園の出発地点に到着し、荷物を預けてスタート地点に向かう。待ち時間は少なかったが、慌てるほどでは無かった。
とにかく、完走が目標。結果として4時間を切るペースにもっていきたい。走り切るくらいの練習は出来ているはず。4時間を切るには、1kmを5分40秒を切るペースが必要であろう。スタートで時間が掛かるだろう。スタート地点にある温度計は24度を差していた。走っている間に気温は上がるだろう。
前半はできるだけゆっくり、後半にペースを上げたい。スタートのコールがあり、なかなか動き始めないと思っていたが、意外にすぐに走り始めることができた。
とにかく、ペースを上げすぎないことに気をつけながら走っていた。スマートフォンを持って、アプリを起動させていたが、ボイスアシストを切ってペース設定を自分の体感に任せることにした。周囲に釣られて思ったよりペースが速い気がする。特に、トンネル内はペースが上がる。5キロごとのチェックポイントにデジタル表示の時計がある。少なくとも1kmあたり6分のペースは上回っている。ゆっくりと言い聞かせながら走っていた。道が広く走り安いが、その分給水は苦労する。給水所の路面は水たまりができていて、紙コップが散乱している。初めだけ、走りながら飲もうとしたが、うまく飲めず、その後は立ち止まって飲んだ。新川通に入って、ようやく折り返し地点が見えたところでトイレに寄った。運良く待ち時間なし。その次の給水所で倒れているおじさんを救護した。そのようなことをしていて、25kmからの5kmは30分以上掛かっている。折り返してからは給水所がない区間が続く。コーラを配っているテーブルがあったが、そこをパスすると、当分何もなし。少し離れたところに自販機を見つけ、ペットボトルを一本買った。前回も同じことをやっている。
新川通は折り返しまでは向かい風、折り返し後は追い風になった。追い風になってからは体感温度が上がり、相当な汗を掻いた。妹夫婦と甥が応援してくれていた。ペースを上げたかったが、無理だった。何とか維持するので精一杯。自分がどれくらいのペースで走っているのかもよく分からなかった。どうやら4時間を切れるかどうか、ギリギリのようだった。残り2kmで少しだけ余裕があることがはっきりして、これ以上走りたくないと思いながら、ゴールの大通公園まで走り切った。後半ペースは上がらなかった。
大変疲れた。とてもキツかった。グロスタイムで3h59m17s、ネットタイム(スタートラインを通るのに1分40秒ほどかかっている)では3h57m30sとのこと。
疲れ切ったが、とにかく最後まで走り続けた。
2年前は3時間50分を切った。今年よりも暑かった筈だ。一昨年もきつかった。
走り終わって、来年もし出場したら4時間切るのがかなり困難だろうと思った。これは歳を取って脚力が落ちるからである。今回のレースに向けて、自分の努力がかなり足りていなかったことを痛感した。もちろん、仕事はあるし、家族のいろいろなこともあったし(娘たちの引っ越しや息子の体調不良、そして自分自身の身体のトラブル)それにしても、もっと計画的に努力はできたはずである。
4時間近く走っている間、自分自身のペース管理が全くできなかったことは結構ショックだった。普段、猛暑の中で練習している割に、北海道の暑さがとても堪えた。それから、走り終わったあとに着替えた場所に電話と眼鏡を置き忘れたり、出発の飛行機を乗り間違えたり、勘違いや忘れっぽさにも驚かされた。
走り終わって、特にどこも痛んでいない。少し休んで、次の目標に向かうべきだと思う。
神戸のマラソンに出ることにしたので、丁度よい目標になる。
記録へのチャレンジという意味で、私には余り沢山の時間は残されていないように思う。
具体的な目標を定めて、それが実行できるかどうかやってみることにする。
プログラムを見ると、大学時代の友人が何人か走っている。タイムを見ると、同じように苦しんでいるようだ。


Radius HP-G100BT

テストのつもりで、交換修理で手に入れたRadius HP-G100BTを装着して走った。ポッドキャストを聴きながら走るのだが、一応4.5時間程度動作し続けて、バッテリーロウのコールが聞こえて暫くして電源が落ちた。テストは合格と思ったのだが、それっきり充電ができなくなった。相当慎重に扱っているつもりである。手に入れてからおよそ一週間持ったので、上出来と言って良いのかもしれない。少なくとも、今まで手に入れた中では長持ちした方である。どうするか、またサポートに連絡して交換してもらうか。4つめか。新しく手に入れても、いつ壊れるか分からないイヤホンを使うのはウンザリするのだが。以前も、一度充電できなくなって暫くしてから動作し始める様なことがあったので、もう少し様子を見てみることにする。一応、報告まで。

追記(8/29)

もしかしたらと思って50時間ほどUSBケーブルを挿しっぱなしにしていたら、充電が始まったです。約3時間、問題なく使えたので、まぁまぁなのではないか。完全放電まで使うのはよした方が良いと思うが。使えるなら使います。当分使ってみる。