生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

いろいろありすぎて

今年は、私たちにとって随分と厳しい夏だった。
色々な気象現象が立て続けに起こり、その間に自分の重要なイベントが挟まる。
猛暑があり、集中豪雨があり、そして20号台風が通過し,私はマラソン大会に出場して、それから歴史的な台風21号が襲来して、我が家の停電が収まったと思ったら、北海道で地震である。
北海道の地震に関しては、あれだけの激しい揺れで、広範囲の地滑りが発生した。
震源の近くに、大きな火力発電所があり被害を受けている。そのために北海道全体が停電ということになった。
地震の揺れは飛行場も直撃し、電力不足と相まって交通機関に大きな影響を与えた。幸いなことは、電力が復旧すればほとんどの障害は解消できそうなこと。ニュースがどれほど正確に伝わっているかよく分からないが、そのように聞こえる。
電力不足について言えば、北海道はけっこうな風力発電がおこなわれている様に思う。海で隔てられていることで、近隣から電力を融通してもらうことも簡単では無いのかも知れない。
冬のことを考えると、電力の不足は命に関わる。今回の電力不足は危機管理的に大変拙かったと言うことを謙虚に受け止めなくてはならないだろう。まず、地震の予知は出来ないという現実を厳しく認識すべきだ。
20年あまり前、留学中にロサンジェルス地震を経験した。カリフォルニア工科大学の教授(お名前は忘れたが日本人)が、地震の予知など出来ないのだとはっきり仰っていたのが強く印象に残っている。
ロサンジェルスが停電して、窓から見上げた星空の美しかったことが目に浮かぶ。
まぁ、何にせよほとんどの情報は政府から出て、実際に苫小牧の火力発電所がどれほどの被害を受けているか分からない。また、泊村の原子力発電所を再稼働させてこの危機を乗り切ろうという話が出ないのが不思議である。少なくとも、電力会社や地方自治体レベルでは検討されているのでは無いか。20%の節電はそれほど簡単では無いだろう。
二週間続けて北海道に行って、2つ続けて台風が来て、続けざまに停電騒ぎがあって、少し混乱している。
それだけいろいろあって、マラソンは完走し、同期会は無事に参加出来て、帰ってきてからおよそ一日の停電を経験した程度で済んだのは、大変幸運だったと言える。
下手をすれば、北海道に行ったにも関わらずマラソン大会は中止は十分あり得たし、台風で大荒れになって札幌駅に閉じ込められる可能性もあった。21号台風の高潮で夙川が溢れて我が家が被災する可能性もあったし、地震に居合わせて千歳空港に足止めされる可能性もあったのだ。
無事に生活できていること、やりたいことがおおよそできたことに感謝しなくてはならないだろう。