生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

瞑想するつもりで走った

素晴らしい青空が広がっていた。
天気予報も上々である。連休明けの通勤電車は大変混み合っていた。
立錐の余地もない。
それでも、電車が動き始めると自分の居場所が見つかり、何となく落ち着く空間に身体が納まっていく。但し、私の背後にいた誰かが、身体を密着させてきて閉口した。恐らく、努力してまっすぐ立つ気が無いのだろう。混雑した電車の中では時々そう言うことがある。取り敢えず、妙なコミュニケーションが成立しないように、少し身をよじって空間を開けようと努力する。左手は運良く吊革に掛かっている。右手はスマートホンを持って自分のあごの下に在る。決して後ろを見ない。それが自らの身を守る最善の方策である。
職場では、1時間の早出で少し余裕を持っていられる。始業時間のあとは色々な事務手続き、面談、お弁当、それから講義。息つく暇も無く、気付いたら退社時間となっていた。
帰宅すると妻が夕食の支度をしている。
夕方のパートに出ていたので、一緒に夕食を取れないことが多かったが、転職することになって、次の仕事が始まるまでしばらくは一緒に食卓を囲むことができる。大変嬉しい。
今日はオムレツだった。
妻は大変上手に料理する。手際の良さや創造性など、私は高く評価している。但し「あんかけ」が苦手のようだ。
夕食を済ませて、ジョギングに出た。気温が低めと言うことで、ウインドブレーカーを上下羽織った。山手幹線を尼崎方面へ。瞑想しながら走るつもりで、出来るだけ単調な道を選ぶことにした。高速道路沿いの薄暗い真っ直ぐな道だが、思いの外交通量が多く、またジョガーなどと頻繁にすれ違った。実際に色々と考えながら走ったつもりでいたが、結局雑念は消えず。瞑想と言うより悶々としながら走っていたという印象である。
体調が余りすぐれなかったこともあるかもしれない。
良いことは、明日か明後日やってくるに違いない。