生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

塀を修理した

先週末。
例年のこの時期なら、職場に出向いて講義の準備などしているはずだが、今年は感染症のアウトブレイク騒ぎで講義開始が遅れている。不要不急の外出を控えるように知事から要請もある。
状況を自分で判断し、今後を予測して行動を決めていく。
自治体や政府が発表する素のデータを吟味して、どうなるか考えるのがよい。専門家の助言も聞く。
自分や職場がどのような対応をすべきかは、政府が流す通達等をチエックして読み取らねばならない。
しかし、感染がどのように広がるかは、できるだけ生の情報を集めるのが良い。誰かのコメントは判断を誤らせる。できるだけ一次情報に近い速報的なニュースを読む。ニュースのほとんどは、自治体の記者会見による情報開示を一次情報にしていて、それに何か追加があるとしたら、記者会見を聞いて記事を書いた人の思い込みや狭い了見による希望的観測で、そのようなものは役に立たない。私はこの件についてニュースショウをほとんど見ていない。
予定されていた行事をどうするか、ボスに呼ばれて意見を述べる。私の意見はいつも相対的に悲観的である。LOGフェイズになった段階で、いわゆる医療崩壊が訪れる。ヨーロッパ各国やニューヨークで今起きていることが、数週間後に東京や大阪で起こる。そう思えば、今の予定を先延ばしにするとしたら、相当先の話になるし、そうなる前に済ませてしなうという発想は、少なくとも私の職場のような公益性を求められるところでは利己的行為で感染を広めるリスクを高めるので、やってはいけないと考えている。
全てキャンセルせざるを得ない、と意見を述べて、いくつかはキャンセルになったが、どうしてもやりたいという行事が残り、それを許したことを大変後悔している。
おおよそ世の中は私の予想通りに進んでおり、残念ながら職場はプランBを用意する発想を持っていないようだ。もう少し、私がそういう主張をする必要があったのだろう。


自宅を新築して13年ほど経過し、あちこち傷み始めている。隣家との境界の塀が壊れているところを修理した。
資材を手に入れるのがなかなか大変である。それを切って、塗装して、壊れた部材を撤去し、柱を立てて板をネジで止める。
不要不急のような気がするが、ホームセンターに出かけて、柱と板と木ネジを購入した。
工具やペンキなどは自宅に揃っている。
壊れたところだけ応急的に修理したが、そのうち全体を何とかしなければならなくなるだろう。


自宅に籠らねばならない状況で、政府はジョギングはOKと言っている。ロックダウンしているフランスでは、日中はジョギングも制限されているようだ。体力的に疲弊すると抵抗力が弱まりそうなので、なるべく短い距離で済ませることにした。
また、家に篭ると酒を飲むことが多くなる。妻と会話を楽しみながら有意義な時間ではあるが、体にはよろしくない。週に一度(もしくは二度)に制限しようとしている。このところ明らかに飲み過ぎていた。
ちょっと我慢の毎日。できることも我慢するのが、我慢を上手く活かせるコツかも知れない。